教室に入った瞬間、私に気付いた複数の男子たちが頭を下げた
教室で朝から告白する??と思わずツッコミそうになったけど、まぁ私だから仕方ないと結論付けた。
朝から扉の前でげんなりとする男子生徒たち。
あなたの好きなタイプが 「 兄よりもスパダリの男 」なのは白宝高校の周知の事実である。
つまり、あなたと付き合う為には御影玲王を超える、最低でも同レベルにならないといけない。
それが無理というのも全員理解しているので、今のところの希望はほぼ0%だった。
そう言って教室に入ってくるなり、あなたにフラれて落ち込んである男子生徒たちにちょっかいをかけた
彼女の名は藍沢莉音。彼女がぶりっ子、というのも一学年の中では結構有名な話であり、近づこうとする者は男女と共に少ない
なので、今みたいに男子生徒に擦り寄っても必ず嫌そうな顔をさせるのがオチだ。
男子生徒は助かったー、と言いながら早歩きで自身の席につく。それを見て藍沢は小さく舌打ちした
すると、ガラッと扉が開き先生が教室に入ってきて、丁度ホームルームを合図する鐘が鳴った
先生のその発表に騒ぎ立てるクラスメイト。今日転校生くるなんて、全然聞いてないんですけど
可愛い女の子、と聞いて騒ぎ始める男子たち
藍沢のように、少し残念そうな人たちもいたけれど
先生がそう声を上げた瞬間、その横にある扉がスーッと小さな音を立ててゆっくりと開かれた
御影あなた、まさかの超可愛いライバル登場___!?
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。