予想よりも大きく美形だった彼女の容姿に、思わず声を漏らした。今まで一般人の中では見たことないくらいの美人。
もしかして、これ私ピンチなのでは…??
私の座をこの子に奪われるのでは…!?
まぁ、確かに顔は可愛いけど…性格はまだ分かんないし。とんだクソ野郎の可能性だってあるし!!
そもそも、あの子も可愛いけど私の方が可愛いでしょ
あの子は美人系、私は可愛い系、性格だって私めっちゃ良いから超えられるなんてあるわけない。
いつもテスト学年一位だし、運動神経だって女子の中なら一番…可愛いからって、私を超えられることはない…はず
本当にそう信じたい。言い聞かせるように自分に自信を持て、と心の中で考える。
なるほど、そういう系ね!!!
周りからは歓声が響き渡る。私が認めるほどの美人
そりゃ男子はあの顔で笑われたらイチコロだろう。
真面目で、大人しくてあんまり話さない子…
でも、笑顔のギャップで落とされる奴多そー…
しかも私と同じクラス。これは波乱の予感しかしない
笑顔で手を挙げて、二階堂さんを歓迎するも
内心では何故隣の席を当てる??とバリバリ思ってた
同じクラスで隣の席って…もう何なら運命なのかな?
仲良くなれってこと?それともライバルになれって?
第一印象、というのは人間にとって最も大切。
ここで好印象を付けなければ…!
仲良くなろうという意思はどちらも持っているように見せかけて、お互いの間にパチパチと火花が散っていた。
学園一の人気者は自分だ、と初対面だが既に敵視し合っている。
そうして鐘が鳴り、ホームルームが終わった。
色々あったが、私がこの学園で1番可愛いことに違いはない!!
まぁそれに、私には…
自慢のお兄ちゃんがいれば、全部問題なしっ!















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。