僕は大好きなヌナが待つ家に
ルンルンで帰った
久しぶりに
ヌナのご飯を食べられるかもしれない
そんな浅はかな希望を持って…
どんなに待っても
ヌナの声は聞こえない
ユンギヒョンに送ってもらった
そう聞いてたのに…
そんなとき、ヌナから電話が届いた
ルンルンな気持ちだった僕は
ジェットコースターみたいに気分が下がって
暗い気持ちになった
その後、僕はつまらなくて
ソファでごろごろしていた
そしたら、寝てしまっていたらしい
僕を起こしたのは美味しい匂いだった
なんとヌナは
僕のためにはやめに帰ってきてくれた
でもなにか変だ
どこか怯えているような気さえする
僕の言葉はヌナの笑顔によって
塞ぎこまれた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。