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小説
青春・学園
変人、転校してきました
父親からの贈り物
あれから時間は経ち、今は宿で休憩をしている
あぁ〜、疲れた…
そんな疲れたか？
俺もあなたに同意だな
何この人達…体力すごすぎない？
そういえば…親父からこれを渡せって言われててな
そう言ってフェイ君が取り出したのは…
和菓子？
あと…手紙？
内容は…「拝見あなた様、ハルヤ様いつもうちの馬鹿息子がお世話になってます、フェイの父です。お二人の話しはよく息子から聞いてます。この和菓子はそのお礼です。これからも息子と仲良くしてやってください。」だってよ
親父…余計なお世話だ…
そう言っているフェイ君の顔は真っ赤になっていた
後、これも飲みたければ飲んでくれだってよ
そう言ってフェイ君は瓶をとりだした
えっと…「赤兎馬（せきとば）」？
赤兎馬って確か焼酎だよな？
…家に帰ったら親父に文句を言うか
まあ貰っといて飲まないのは礼儀として悪いよな…
そして彼はとんでもない一言を発した
よし、飲むか
…え？
未成年飲酒だよ？
そんぐらい気にすんなって
そうして彼はコップを三つ出し、注ぎ始めるのだった
