グシャッ
寝てもうたな…
なぜこんなことになったんやろうか…
うちの家系は代々暗殺者の家系だった
でも少しずつ表の社会に馴染んでいって
いつしか力は弱まっていった
そんな中力を持って生まれたうちは
周りの人間に狙われ始めた
そんな中両親はうちを守ってそのまま
殺されてしまった…
ガンッ パリンッ
うちに力がなかったら!!
なかったらこんなことにはならなかったんに…
最近うちの元へ来る女性…
仲間になってくれと毎晩訪ねてくる
でもその度にうちは追い返していた
ある日
ヒュッ カキンッ
うちはここで死ぬんか…?
死んでる…?どういうことや?
うちは今までのことが溢れたように
涙が出てその日はずっと泣いていた
どれだけ泣いても絵夢はうちのそばにいて
ずっとずっと、居てくれた
その後アジトに連れて行ってくれうちに
コードネームをくれた
その日、初めてうちは自分の力を
誇りに思えた