第17話

#15
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2026/01/08 14:08 更新



月島side







あなたの下の名前「おい月島くん!」


月島「……」


あなたの下の名前「私は今日、月島くんよりも早く体育館に行くんだから!!!!」






そう言ってビシッと月島を指さす。






月島「あ、そう……」


あなたの下の名前「ふっ。じゃ、先に行って待ってるからねーーだ!!!!」




くるりと振り返りダッシュで廊下を駆け抜けていく。


月島はその背中を見えなくなるまで目で追う。









先生「おい及川ー!廊下走んなー!!」


月島「……ほんとバカじゃないの。」


山口「及川さんってなんて言うか、」









山口「影山と似てる分類の人な気がする。」


月島「…は?」







何言ってるの、こいつ。







山口「ほら、影山って外周とか行ったあとでもずっとピンピンしてるじゃん。及川さんもツッキーに何言われてもずっと元気だなって思って。」



月島「それは及川さんがバカで単細胞で子供っぽいだけでしょ。」



山口「子供っぽいとこも似てない?影山、日向に喧嘩ふっかけられるとすぐ乗るし。それに、ツッキーいっつも影山のこと単細胞って呼んでるじゃん。」



月島「影山と一緒にするほどのことじゃない。」


「そもそも及川さんはバレーしてない。」


山口「あ〜確かに……」




あぁ、この感じ。






月島「……もういいから。」
「着替え行く。」








……ムカつく。こんなことでムキになってしまった自分にムカつく。



冷静になって考えると、正直言ってどうでもいい。



でも王様と及川さんが似てる、その言葉を、何故か拒否する自分がいる。




心の中のなにかが、ずっと気持ち悪い。











┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈






あなたの下の名前はひと足早く体育館に着く。



(いっちばんのり〜!……って、もう誰かいるじゃん。)





体育館の外から、そっと中を覗き込んでみる。


そこには、見慣れてきた背中と、
初めて見る横顔。




(日向くんと、影山くんと……)












??「…あ″ぁぁぁぁぁ!!!!!!!」





目が合った瞬間、
突然叫び出すその人。








あなたの下の名前「ひぇっ…だ、誰っ??」






その人は、ドタドタとこちらに一直線に向かってくる。





(え、なになになになに、待って私なんかした…!?!?)









すると、その人は目の前で立ち止まり、
ふぅ、ふぅ、と息を整える。

一瞬たりとも目は離してくれない。









あなたの下の名前「え、えっと…はじめ、まし、て、? 」



??「お前が、新しく入ったマネージャー…なのか?」



あなたの下の名前「あ、はい。及川あなたの下の名前です。もしかして、バレー部の…部員さん?」



西谷「そうだ。俺は西谷夕!よろしくな!」






バッと手を差し出す。



あなたの下の名前「西谷さん!お願いします!」






躊躇いなく、あなたの下の名前はその手を握る。






西谷「はぅあ″ッッッ……」


西谷「清子さんに続き、とんでもない女子が現れやがった……しかも清子さんとはまた違った元気系……」







西谷「日向、影山。」

「俺、部活戻って来れて良かったぜ。」




西谷はグッと拳を握り、日向と影山にドヤ顔をする。









あなたの下の名前「戻って来れて良かった……?」











菅原「おー西谷!戻ったのか!」


大地「西谷!!」


西谷「大地さん菅原さん、ちわース!」


田中「おぉノヤっさん来たのか!」


西谷「おう龍!」








その後ろから清水が静かに姿を覗かせる。






西谷「清子さん!!!あなたに会いに来ました!!」







西谷からの熱烈な好意をすんなりかわした後、

いつもと変わらない様子で、何事もなかったかのようにあなたの下の名前の元にやってくる。






(清水先輩、身のこなしが、慣れてる人のソレだ…)





清水「…あなたの下の名前ちゃん、もう来てたんだ。」


あなたの下の名前「あ、はい!えっと、西谷さん?って……」



清水「烏野のリベロ。」


あなたの下の名前「西谷さんが烏野の、リベロ……!」








あなたの下の名前は、大地たちと和気あいあいと話す西谷のもとに歩き出す。


視線の端では、月島や山口が今来たのが分かる。









あなたの下の名前「西谷さん!!」


西谷「お?なんだ?」


あなたの下の名前「ずっと、会いたかったです!」

















影山・月島「は?」

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