第16話

#14
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2026/01/04 15:07 更新









清水「すごい、あなたの下の名前ちゃん手際良いね。
覚えるのも早い。」



あなたの下の名前「えへへ、そうですかねぇ〜」





やばい、清水先輩に褒められるの、お兄ちゃんにほめられるより……



あなたの下の名前「イイ……」




月島「…顔、気持ち悪いんだけど。デレデレしすぎ。」


あなたの下の名前「な、!!もうちょっとオブラートに 包んで言ってよ!!!」







なんなんだ月島くんは……!!















山口「ツッキー、及川さんにはすごいかまうよね。」


月島「は?構ってるつもりないんだけど。」


山口「ふーーん。」






あなたの下の名前「はい、影山くん!」


影山「ぁざす。」







影山にボトルを渡すあなたの下の名前の姿を、月島は横目に眺めていた。



月島(…ムカつく)





















あなたの下の名前「ねぇ思ったんだけど、影山くん、敬語やめない??」


影山「俺敬語使ってますか。」


あなたの下の名前「現在進行形でね?」


影山「edでしたっけ」


あなたの下の名前「残念、ing系。」







影山は顔をしかめ、考え込み始めてしまった。


そんなに英語が苦手なのだろうか……









あなたの下の名前「ねぇ、私たち同学年なんだしさ。部活も一緒な訳だし、敬語、使わなくていいよ。」


影山「わかった。意識はするっすけど、及川さんって思っちゃうと、なんか敬語になっちゃうんすよね。」


あなたの下の名前「ん〜なるほど……まぁお兄ちゃんと私は何もかもが違うから、頑張って慣れてほしい!私はあなたの下の名前、だから!」










影山「あなたの下の名前さん。」


あなたの下の名前「はい!」


影山「あなたの下の名前さん。」


あなたの下の名前「は、はい…?」


影山「及川、あなたの下の名前。」


あなたの下の名前「…な、なに?」


影山「いや、慣れようかなって思っただけだ。」


あなたの下の名前「そっ、か……」


影山「…呼び捨てでもいいか?」


あなたの下の名前「え!?な、なんで、?」


影山「さん付けで呼んでっから敬語になんのかなって思って。」


あなたの下の名前「…いい、よ。」


影山「じゃあ、これからはあなたの下の名前、で。」












なんでだろう……




影山くんと、目、合わせらんない……





胸騒ぎ。

あーー、心臓うるさい。




なんでドキドキしてんの私、!!!



名前、呼ばれただけじゃん!!!





















月島「ねぇ、清水先輩が呼んでたよ。」


あなたの下の名前「…あ、うん。わかった、!」








┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



大地「今日はこれで終わりだ。解散っ!」


武田「今日も、お疲れ様でした。家でゆっくり休んでくださいね。」


全員「ありがとうございましたァ!!!」








清水「あなたの下の名前ちゃん、今日で教えることほとんど終わったから、部活後はもう帰って大丈夫だよ。
じゃあ、また明日。」


あなたの下の名前「はい!お疲れ様です!」






(ん〜疲れたぁ……覚えることいっぱいあったけど、大体やったことある内容だったし、体が覚えてたからなんとかなるかなぁ)





日向「お!及川さんももう帰り?」


あなたの下の名前「うん。今日で部活後のお勉強も終わり。」


山口「及川さんも、こっち方面なんだね。途中まで一緒だ。」


あなたの下の名前「そう、だね。」


日向「あー!そういえば月島!今日俺のブロック見たか?!すっげーだろ!!」


月島「ただのまぐれ当たりじゃん…」


日向「ちげーから!ちゃんと計算し尽くされたブロックで〜〜〜…………!!!!」


月島「〜、〜……」













あぁ、この感じ。







部活終わりに、みんなと並んで、







今日の部活の話で盛り上がって、






他愛もないことを話して、






ダラダラ帰って……











あなたの下の名前「…私がいて、いいのかな。
















影山は、その声に気づいたかのように、みんなより後ろを歩いていたあなたの下の名前の方を振り向き、立ち止まる。





影山「おい」




影山「早くしろ、置いていかれるぞ。」







荒々しく、あなたの下の名前の腕を引き

自分の隣に連れてくる






影山「…ん、これ。」


あなたの下の名前「…へっ、?」








強引に渡されたのは、影山がいつも食べてる、

あなたの下の名前「ぐんぐんバー……」



影山「いるだろ。お前にやる。」













あなたの下の名前「…ふっ…あはははは!!」


影山「あ″?なんで笑うんだよ。」


あなたの下の名前「あー影山くんってよく分かんない」


影山「こっちのセリフだボケェ!」








目に涙をため笑うあなたの下の名前を、影山は見つめる。


普段は見せないような、優しい目で。









影山「…おい。」


あなたの下の名前「ん?」


影山「いつか、俺には話せよ。中学の時のこと。」


あなたの下の名前「……」










突然、頭にポン、と暖かい感覚が走る。










影山「…別にゆっくりでいい。」








あなたの下の名前の頭から手を離し、影山は前を歩いていく。



いつもみたいに、顎を少しあげ、大胆に。





(影山くんは、上しか見てないんだ。)


(私だけなんだ、ずっとうじうじ下を向いてるのは。)













あなたの下の名前「話すよ、いつか。影山くんに。」


影山「当たり前だ。」


















影山くんのこと、もっと知りたい。


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