任務、任務、任務、任務。
私の人生は基本、
仕事と任務で構成されているようなものだった
1級相当の実力を持つにもかかわらず4級より上に昇級することが出来ないという不当な待遇を受け、安い賃金で働かされて、昼夜問わず日本各地で任務にあたる
だから今回のブルーロックの護衛という任務は、正直楽な部類に入ると内心どこかで思っていた
日中はブルーロック内にいればいいのだし、
宿泊用の部屋もある
移動中の補助監督の車でしか睡眠が取れなかった生活が少しは改善するかも、なんて思ったりもしていた
でも、上層部は私に休む時間を与えたくないらしい
新田さんの運転する車の後部座席で、
ため息と共に疲れを吐き出す
現在時刻は早朝の4時50分。
上層部からのお達しがあり、急遽神子様おふたりを1度本家に送り届けることになったのだ
「帰りたくない」だの、「なんで私たちが」だの
子供のように騒ぎ立てる神子様を何とか車に乗せ、京都の本家までお連れした
運転してくれていたのは新田さんのはずなのに、私も何故かどっと疲れた
気疲れかな
こちらこそっす、と付け加えて笑う彼女と
一緒にいると、心地が良くて溜まっていた疲れが少し飛んだ気がした
腕時計が朝5時を指すころ、
ブルーロックの前で車が止まった
肩を揺すられる感覚とともに、
いかにも不機嫌な声が聞こえて目が覚める
アレ、と指をさす絵心の目線の先には、
お盆をもった選手たちの姿
急いで腕時計を確認する
朝の7時半
しまった、もうそんな時間か
山積みの報告書を無理やり
カバンに押し込んで、筆記用具を片付ける
とりあえず報告書を押し込んだ
スーツケースを持って食堂の隅に移動する
いきなり声をかけられ驚きながら振り向くと、そこには頭に双葉の揺れる青年が立っていた
シャツの袖を肘までまくって包帯をみせる
腕の半分ほどまで切断しかけたはずの腕が、あともなく綺麗にくっついているのが不思議らしい
雪宮くんが歩き出す
親切だなぁ
バーコードをかざすと、メニューが目の前に浮かぶ
サラダとおにぎりを選ぶ
すると ガコン、と音がしておにぎりとサラダが
お盆に乗って出てきた
辺りを見回すと、綺麗な臙脂色の紙を三つ編みにした青年がこちらに手招きしているのが見えた
潔くんのいただきますに続いて、みんな食べ出す
多少の不慣れさを感じながらも、
おにぎりに手をつける
視線を感じて、食事の手を止める
顔を上げ視線の主の方をむくと、そこには金髪に青い髪がグラデーションの青年と、赤紫の髪を持つ青年がこちらを見ていた
私が食事を止めたのに
気づいたらしい潔くんが声をかけてくる
確かあの金髪の方の青年は呪霊が見ていた
今後関わることも多そうだな、なんて考える
視線を感じ無くなったので食事に戻り、その後もしばらくは氷織くんたちと話していた
スーツケースを掴んで食堂を出る
とりあえず報告書を部屋に置いて、神子様達のことを含め絵心に報告、その後会議か
スーツケースを握り直して、
ブルーロックの長い廊下を進んだ
更新遅くなってすみません!!!
夢が!!かけなくなってきました!!(泣)
今後もゆっくりにはなりますが何とか更新していきますのでお楽しみに👋


















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!