第8話

チャプター8
7
2025/09/22 23:42 更新
大橋洸希
大橋洸希
じゃあ授業すんぞー
大橋洸希
大橋洸希
の、前に。
大橋洸希
大橋洸希
ここに科学部に入ってる人おるよな?
相野彩希
相野彩希
え、めっちゃいるよ!
南紗夜
南紗夜
2年本当に科学部に入ってる子多いよね!
相野彩希
相野彩希
それな!
大橋洸希
大橋洸希
吉尾先生からも聞いたけど、夏休み前から大人を中学生にさせる薬をつくってたんだって?
大橋洸希
大橋洸希
それを職員室にあるガムシロップやミルクに入れてたらしいな。
大橋洸希
大橋洸希
(ドアの方に向かって)な?吉尾先生。
ガラガラ…
吉尾光生
吉尾光生
そうです。
北野優真
北野優真
この光景何回みてもなれない気がする…
吉尾光生
吉尾光生
部長の紗楽からも聞いたけど、杉渕先生がそろそろ教師を辞めるからって、これを実行したそうです。
大橋洸希
大橋洸希
で、お陰様で今俺と吉尾先生がこんな姿になっていて、坂下先生が猫のような姿になってる。
大橋洸希
大橋洸希
俺は早く元に戻りたいんだ。
大橋洸希
大橋洸希
吉尾先生も坂下先生も俺と同じ気持ちだ。
大橋洸希
大橋洸希
だから科学部の誰か、杉渕先生の家の住所を教えてくれ。
大橋洸希
大橋洸希
後ででいいからな。
大橋洸希
大橋洸希
じゃあ、進めるぞ。
大橋洸希
大橋洸希
(吉尾に)帰っていいよ。
吉尾光生
吉尾光生
はい。
廊下
吉尾光生
吉尾光生
理科室から職員室まで遠いな…
…ドックン…
吉尾光生
吉尾光生
っ…
僕は、胸に痛みを感じた。
この姿になる前に胸に感じた痛みと同じだった。
吉尾光生
吉尾光生
(今度は、何なんだ?!)
吉尾光生
吉尾光生
っ、うぅ…
吉尾光生
吉尾光生
(まさか、また小さくなるのか?!)
吉尾光生
吉尾光生
うっ、あぁ…!
僕はそのまま、意識を失った。

大橋洸希
大橋洸希
おい、おーい!
吉尾光生
吉尾光生
………
僕は大橋先生の声で目を覚ました。
吉尾光生
吉尾光生
あれ、大橋先生…
大橋洸希
大橋洸希
お前、なんか大きくなってない?
吉尾光生
吉尾光生
え、嘘?!
南紗夜
南紗夜
なんか元に戻ってる気が…
永野沙紀
永野沙紀
これは完全に元に戻ってるわ…
南紗夜
南紗夜
声も元に戻ってる!
僕は念の為、鏡を見に行った。
吉尾光生
吉尾光生
ほんとだ、戻ってる!
大橋洸希
大橋洸希
なんで吉尾先生だけこうなったんだろ。
永野沙紀
永野沙紀
なんででしょうか。
須郷彩楽
須郷彩楽
きっと、吉尾先生は一時的に中学生になる薬を飲んだと思います。
吉尾光生
吉尾光生
おぉ、さ、紗楽…
永野沙紀
永野沙紀
あー、それで効果が切れて戻ったのね。
大橋洸希
大橋洸希
うん、そして俺は?
須郷彩楽
須郷彩楽
永遠に中学生のままだと思います。
須郷彩楽
須郷彩楽
だから大橋先生と坂下先生は杉渕先生の家に行かないと戻れません。
大橋洸希
大橋洸希
えー、めんどっちぃ。
吉尾光生
吉尾光生
…今日行きません?
大橋洸希
大橋洸希
あいつの家行くの?嫌なんだけど。
永野沙紀
永野沙紀
確かにあんまり関わりたくない気持ちはわかりますけど…
大橋洸希
大橋洸希
…まさか、俺と坂下先生で行くんじゃねぇだろうな?
吉尾光生
吉尾光生
流石にそんな事はしません。
吉尾光生
吉尾光生
僕もついて行きます。
永野沙紀
永野沙紀
私も行こうかな。
須郷彩楽
須郷彩楽
私も…
永野沙紀
永野沙紀
ダメよ。
永野沙紀
永野沙紀
もし行ってる最中に事故とかあったら、大変な目にあうでしょ?
永野沙紀
永野沙紀
私たち4人で行くから。
須郷彩楽
須郷彩楽
でも!
吉尾光生
吉尾光生
事故の被害者経験を何度もしてる僕から言う。
吉尾光生
吉尾光生
夜は本当に危ない。
吉尾光生
吉尾光生
普通に暗いし、夜は怪しい人が出てくる時間帯でもあるんだ。
吉尾光生
吉尾光生
あと普通に痛い。
吉尾光生
吉尾光生
だから絶対に行かないで。
須郷彩楽
須郷彩楽
…わかりました。
大橋洸希
大橋洸希
てか、杉渕の住所誰か知ってるのか?
吉尾光生
吉尾光生
僕さっき教頭先生から聞きました。
大橋洸希
大橋洸希
わーありがてぇ。
俺は吉尾先生から杉渕の住所のメモを貰った。
大橋洸希
大橋洸希
ふーん、まぁまぁ遠いな。
大橋洸希
大橋洸希
でも、車だったら30分ぐらいか。
大橋洸希
大橋洸希
よし、今日の夜行こう。
大橋洸希
大橋洸希
車の運転は、吉尾先生に任せていいかな?
吉尾光生
吉尾光生
はい。
吉尾光生
吉尾光生
でも、一旦家に車があるので取りに行かないといけません。
大橋洸希
大橋洸希
あー、そっか。
大橋洸希
大橋洸希
でもいいや。取りに行ったあと行こう。
吉尾光生
吉尾光生
はい。坂下先生にも伝えておきますね。
吉尾光生
吉尾光生
あ、悪魔には…
大橋洸希
大橋洸希
めんどくさいから伝えなくていい。
吉尾光生
吉尾光生
はい。

続く…

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