夕方、
バンッ
とドアを開けて入ってきたのは
近くの高校に通う女子高生2人。
ちょうど下校時間の今は
金曜日ということもあってか
多くの学生が足を運んでくれていた。
カウンターに腰掛け
注文を聞く前に
「唐揚げ定食大盛り2つ」
と、机に顔を伏せながら言ってきた
よく、恋愛相談をしてくれていたこの子。
話を聞く限りは
かなり脈アリなのでは??
と思うことが多かったが
どうやら彼女がいたらしい
「まぁ確かに」
と、水を飲む。
そして完成した唐揚げ定食を机に運んだ。
調子いいな
と、私は他のお客さんの注文を聞きに行く。
厨房に戻りながら
その男子高校生に睨みを効かせる
女子高生は違うが
男子高校生のメンツは白鳥沢に通っている。
男子高校生4人
女子高生2人は、1つの大きい席に座り
ご飯を食べる
謎の団結力に溜め息を溢す。
「さっさと食って帰れ!」
という私を無視して
今度は高校生の中で会話が広がる。
毎日元気吸い取られそうで怖いわ
チリンチリン
ドアを開けて入ってきたのは
烏野メンバー1年。
オレンジの後ろに他4人が立っていた
入り口で固まる5人を席に案内し
注文を取る
5人の注文を聞き終えて
私は厨房に戻る。
料理を作りながら
高校生組と話し出す。
個室とかではないので
会話は5人にも聞こえていた
そして、5人分の料理を机に運んだ
とか言いながらも
料理を運んでくれる
私の目を見て
まっすぐ感謝を伝えるキューティクルに
少したじろぐ
ちょうどのお金を机に置いて
そそくさと店を出た高校生組。
そう、手を振って
お店を出ていった
ガツガツとカレーに食いつくキューティクルは
誰よりも先にご飯を食べ終わり
ゲフッ
と、ゲップを出した
お皿を下げて
私は近くの席に腰掛けた
「じゃあ食べ終わったことだし帰るか!」
と、5人はお会計を済ませて
荷物をまとめた
「ごちそうさま」
と、5人は手を振って帰っていった
白鳥沢と烏野が集まれるほど
広い店ではないよな……
と、了承したあとで気付いてしまい
この後頭を悩ませることになった














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。