………慈恩 side
…深夜の 1時頃
動画編集を終わらせ.リビングのソファで一人.寛いでいた。
久しぶりの動画の為.かなり字幕.エフェクト等を拘っていたら
.もう0時を超えていたもんだから吃驚した。
そう言いながら冷蔵庫の中を漁っていると.ポケットのスマホから一つの通知がなった。
DM
赤髪のとも
『sinzuku君。こんな夜遅くにごめんね!!
今度.また健康配信があるんだけど.sinzuku君もぜひ来てほしいなって…。』
赤髪のとも
『yuzukiti君にはもう声かけてあるんだ!ぜひ行きたいですって。』
赤髪のとも
『だからよかったらと思って…』
…健康配信.かぁ…
行ってもいいんだけど………
そう言葉を零し.ソファにずっぷり座りながらDMを返していく。
既読 1:37
sinzuku
『すいません。その日は用事があって…。』
sinzuku
『また違う時に参加せせて頂きます…!』
なるべく相手を傷つけない良い塩梅で頑張って言葉を作った。
まぁ当然用事なんて無いです()
昔からの物事に関しての興味が薄かった。
人の悩みに関与するのも嫌いだった。
勿論関与されるの大嫌いだ。
だからyuzukiti君の件もほっとってるし.
皆の事もどうでもいい…し。
……どうでも良くは…ないかな…
別に嫌いなわけじゃあ無い。
寧ろyuzukiti君の事は大好きだ。
ずっと一緒にいたから。
大切な相棒だって思ってる。
…だけど.如何しても悩みとかプライベートな所に行くと…興味がなくなってしまう…。
健康鯖も…何かそこまでって感じだし…
別に行ってもいんだけどね…。行かなくてもいいかなって…
……やだな。
………治したいなぁ…。この性格…。
そう言い.テーブルの上にレンチンしたコンビニ飯を置く。
テーブルが無駄に広い為.本とかパソコンとか色々散乱してる…。汚…()
足元に落ちてた本を手に取る。
『傷の応急処置百科』
この前買った…結構高かった辞典だった。(3569 円)
医療とかは興味があるし…一応買ったやつだね。
…"一応"ね.………"一応"…
そう言い.辞典をテーブルに置き。
ご飯を食べだした。
《🐦》
yuzukiti@
【健康配信参加させていただきます!!!】












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。