第2話

何も変わらない日常
9
2024/04/20 08:28
みんなの住む街から遠く離れたところにある神音様の里では、もうすぐ1人前になる新たな神音様の育成に大忙しだった
そんな中、新たな神音様になる神音花涼は…
神音花涼
神音花涼
あ〜
ほんっとにめんどくさい!なんで私がこんな意味の無いことやらないといけないわけ!?まぁいいや!さっさと終わらせておかし食ーべよっと!
神音奏斗
神音奏斗
これもお前のためだ!
ろくに会話も出来んと後悔することになるぞ!
いつまで経っても敬語のひとつも使えんとは…
神音花涼
神音花涼
でもでも!だからって14歳でおつかいって…
っていうか父さんがいるならおつかいじゃなくてお買い物じゃん!
そもそも人に見られないように黒い魔物を退治するのが神音様の役目なんでしょ?こんなことする必要なくない?
神音奏斗
神音奏斗
確かにそうだがお前がそんなこと出来ると思うか?
神音花涼
神音花涼
うっ…
出来ません…
(目をそらす)
神音奏斗
神音奏斗
そうだろうな
分かったらさっさと終わらせろ
俺とお前で1体1の勝負したいと言っていただろ
神音花涼
神音花涼
すぐ終わる量のおつかいじゃないんですけど…
(お使いメモを見る)
でも、念願の父さんとの1体1の勝負!
気合い入ってきたー!すぐ終わらせるから顔洗って待ってて!
(姿を消す)
神音奏斗
神音奏斗
それを言うなら「首を洗って」だろうが…
先に稽古場に…
(足を止めて少し考え)
やっぱり花屋によって母さんの墓に供えてからにするか
(花屋に向かって歩き出した)

見てくれてありがとうございます〜!!
感謝感激!!
次は過去編です!
母さんの墓…
新キャラも追加予定なのでぜひ見てみてください!

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