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第1話

#1
69
2024/06/20 05:37 更新


『マレウス様!一緒に昼食行きませんか!』







『マレウス様…またドラコーン君育ててるんですか?』






『マレウス様……その……私………!』











『はぁ……』


「お主がため息とは珍しいな」


『リリア先輩…』


リリア「もう先輩じゃないぞ笑」


『いやいや、リリア先輩も尊敬すべきお方ですから』


リリア「所でマレウスを知らんか?」


『いえ、どうかしたんですか?』


リリア「今日は新入生の寮決めだろ?」


リリア「寮長がいないとまずいのだが…」


『探しに行きましょうか?』


リリア「いや、いい今回はワシが行く」


『いいんですか?』


リリア「大丈夫じゃよそれに3年のお主がいてくれると寮がまとまるからな」



そう言ってリリア先輩はマレウス様を探しに式典の場を離れた



『さて、ディアソムニア寮右端に固まりなさい!』


そう言うと皆は咄嗟に返事して端によってくれた


流石マレウス様の寮、皆サクサク動いてくれてとても助かる


そんなことを考えていると寮決めが始まったようだ











結局ディアソムニア寮に入ったのは数人


その間にリリア先輩とマレウス様は帰ってこなかった


私はまたか、と思いそのまま新入生をディアソムニア寮に案内していた







「あ、あの!」


『何か質問でも?』



「あの気高きマレウス様は一体どこにいらっしゃるんですか…?」


『おそらく寮にてお迎えしてくれるわよ』


なんて言うと新入生は嬉しそうにした


が、実際は上手くいかないもの。




結局寮についてもマレウス様は見つからず私達は説明をし終えた後2年生に新1年の学園案内をさせた




私は1人部屋に戻り着替えた






『はぁ、苦しっ』


そういい私は軽い服装に着替えベットに横になった



私は''元々''女だ


だがここは男子校、そう言うことも有り余ってクルーウェル先生やオクタヴィネル寮の手助けもあり



男になれる薬をもらっている



だが効果時間もあり最近は時間がどんどん短くなって行った



なのでそろそろ新しい薬を取りに行かないと行けないそう思っていた時だった












『は?』


『リリア先輩今なんて…』


リリア「ついにお主まで耳が遠くなったか?」


リリア先輩の話によると異世界から人間が来たしかも''女の子''


その子は女の子として制服を貰いこの学園に通うとのこと



その時私の頭の中に巡ったのは「どうして」だった



私は男として生きてあの子は女として生きれる



おかしな話だ。私だけ束縛を受けているみたいじゃないか



なんて新米の異世界ちゃんにそうそうと嫉妬をかましてしまう私はクズだろうか



とりあえず今はこの心境を閉ざしいつも通りリリア先輩に返事をした









この選択が自分の首を絞めるなんて誰も知らない

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