みんなと色々話した後。
バタン。
無意識にやってんだから、わかるわけが______
無意識にやってしまうから、やらないようにするには多分、周りに誰かがいなきゃいけないのだろう。でも、シルク達に迷惑をかけるわけもいかないし…………
捨てれば、無意識だとしても流石にゴミ箱からは拾わないだろう。
ぽいっ。
ガタッ。
それにしても、暇すぎる。編集だってできないし。シルクにパソコン取り上げられたし。なんか、
そんなことまで言ってくるなんて、予想外。シルクは、編集中にそんなことを思ったことがあるのだろうか。
あいつは1人で抱え込む性格だから、いつも一緒にいる、と言ってもいいぐらいの仲だけど、俺らでさえあいつの抱え込んでるものは知らない。
抱え込んでいることは気づけるんだけど…あいつは隠そうとする。
でも、下手な隠し方なんだけどねw…………
俺もそうなのかな。
ピコンっ。
シルクが帰ってからまだ30分も経ってないのに。
そんなに俺のこと心配か?
メール✉️
シルク
平気か?マサイ。既読1
マサイ
くんだしいょうぶ。既読1
シルク
なんかおかしくね 既読1
…………(そういえば、文字打ちずらいな…………)
…………
今気づいたけど左手で文字打ってるやん。
じゃあ、右手はどこいったんだろ…………
リスカをやってた。
ガチャ。
ガタッ。
俺はそう呟いて編集を続けた。



















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!