小説更新時間: 2026/04/21 13:35
連載中
∞特別なんかじゃないんやで∞

- ノンジャンル
本作品は、関ジャニ∞さんのお名前をお借りした二次創作作品です。ご本人様や実在の人物・団体とは一切関係ありません。また、障害に関する描写を含みますので、苦手な方は閲覧をお控えください。
――これは、特別なんかじゃない、俺らの日常の話。
俺には、重度の知的障害を持つ弟がおる。
言葉はうまく繋がらへんし、気持ちと口から出る言葉もズレる。
「いらん」って言いながら離れへんし、「ちゃう」って言いながら求めてくる。
せやけど、ふっと近づいてきて、腕をぎゅっと掴んだり、体を押しつけてきたりする。
それがあいつなりの「一緒におりたい」や。
それでも、不思議と全部伝わってくる。
俺は生活介護の事業所で支援員として働いていて、弟も支援学校を卒業して別の事業所に通い始めた。
同じ福祉の世界におるのに、同じ場所にはおられへん。
日中のあいつの様子は、俺は直接見ることができへん。
それでも、ちゃんと過ごしてるらしい。
向こうの支援員さん達も、全部拾って、全部返してくれてる。
せやから問題があるわけやない。
ただ――離れるまでが、どうしてもしんどいだけや。
朝、一緒に過ごす時間の中で、あいつは全部ぶつけてくる。
「いこ」「だっこ」「いらん」
意味なんかぐちゃぐちゃでも、それが全部“今の気持ち”やってわかる。
で、離れて、また帰ってきたら、何事もなかったみたいに「にちゃん」って寄ってきて、
当たり前みたいに、またぎゅっとくっついてくる。
しんどいとか、大変とか、そういう言葉で片付けられるもんちゃう。
ただ一緒におるだけやし、それを続けてるだけや。
これは、誰かにとって特別に見えるかもしれへんけど、
俺らにとっては、これが普通で、これが日常や。
特別なんかじゃない。
これが、俺らの生き方や。
――これは、特別なんかじゃない、俺らの日常の話。
俺には、重度の知的障害を持つ弟がおる。
言葉はうまく繋がらへんし、気持ちと口から出る言葉もズレる。
「いらん」って言いながら離れへんし、「ちゃう」って言いながら求めてくる。
せやけど、ふっと近づいてきて、腕をぎゅっと掴んだり、体を押しつけてきたりする。
それがあいつなりの「一緒におりたい」や。
それでも、不思議と全部伝わってくる。
俺は生活介護の事業所で支援員として働いていて、弟も支援学校を卒業して別の事業所に通い始めた。
同じ福祉の世界におるのに、同じ場所にはおられへん。
日中のあいつの様子は、俺は直接見ることができへん。
それでも、ちゃんと過ごしてるらしい。
向こうの支援員さん達も、全部拾って、全部返してくれてる。
せやから問題があるわけやない。
ただ――離れるまでが、どうしてもしんどいだけや。
朝、一緒に過ごす時間の中で、あいつは全部ぶつけてくる。
「いこ」「だっこ」「いらん」
意味なんかぐちゃぐちゃでも、それが全部“今の気持ち”やってわかる。
で、離れて、また帰ってきたら、何事もなかったみたいに「にちゃん」って寄ってきて、
当たり前みたいに、またぎゅっとくっついてくる。
しんどいとか、大変とか、そういう言葉で片付けられるもんちゃう。
ただ一緒におるだけやし、それを続けてるだけや。
これは、誰かにとって特別に見えるかもしれへんけど、
俺らにとっては、これが普通で、これが日常や。
特別なんかじゃない。
これが、俺らの生き方や。
チャプター
全72話
245,672文字
スポットライトでみんなに広めよう!
スポットライトユーザーランキング
いまなら1位になれるチャンス!
上のボタンからスポットライトを当ててみよう!

- 1
− - 2
− - 3
−









