あれから時は過ぎ、次の日の放課後になった。
そう、ついにこの日になってしまった、、
もう嫌だぁ、、泣
だってさ、!!
帰ったら花粉症の検査の採血が待ってるんだよ?!?!
それ分かりながら帰るのがもう本当に地獄だぁ…
もう一層逃げちゃおっかな、、
けど怒られる、?泣
あぁぁどうしよ……
そんなことを考えながら歩いていると、
後ろからとんとんと軽く肩を叩かれた。
全ての事情を知ってくれている彼女は
私のことを励ましてくれる。
あなたの友達の名前ちゃんとバイバイしてからも
帰るかどうか迷っている私。
学校の図書館にでも行こうかな、、
いや、でも早く帰らないと、、泣
天使と悪魔の囁きに遊ばれながら
ボーッと少し遠くから門を見つめている私。
すると、視界に見覚えのある人が映った。
その人は私を見つけるとすぐににっこりと微笑み
手招きをしている。
なんでうちの学校まで来ちゃう訳、、泣
大学の通り道だからってさすがにそれは、、泣
ずっと手招きをしながら「おいで」と口パクで
言ってくる文哉お兄ちゃん。
そっか、保護者証がないと中には入れないんだ、
私が全然そっちに向かおうとしないことに
笑っている文哉お兄ちゃん。
すると、諦めたのか 門を出ていく生徒に何やら
声をかけている文哉お兄ちゃん。
すると、その生徒が私のところに向かってくる。
すると、門の辺りから悲鳴が聞こえる。
え、待って、嫌な予感、、
これは悲鳴じゃなくて、あの歓声だよね、、
と私の方向を指差している文哉お兄ちゃん。
と言いながらこっちに向かって走ってきている皆。
うわ、終わった、
と5、6人から手を引っ張られ、門まで半強制的に
連れて行かれている私。
そして、お兄ちゃんの元まで着く。
あぁもう無理……
怖すぎて目合わせられない……泣
さすがに怒ってるよね…泣
そんなことを考えていたが、聞こえていたのは
いつもと同じ穏やかで優しい文哉お兄ちゃんの声
だった。
ただ、、
ただ、、
私が逃げないようにか、めちゃめちゃ手握ってきてる
んですが、、
そして、私はお兄ちゃんに手を引かれながら
門を出た。














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!