第12話

第十話
228
2026/08/14 13:58 更新
_放課後____体育館裏

男子
男子
___俺、一年の時からあなたさんの事が好きでした…!!付き合ってください…!!

貴方
貴方
………ごめんなさい、私他に好きな人が居るんです…。

男子
男子
…っ、!!に…2番目でも良いので俺と___!!

貴方
貴方
_すみません、この後も予定があるのでこれで失礼します。(しつこいですね……)


背を向け、その場を立ち去ろうとした時腕を掴まれた_____

男子
男子
……ま、待ってください…!!

貴方
貴方
っ、何を__

男子
男子
俺、本当にあなたさんの事が好きで…諦められないんです…、、お試しでも良いので__どうか、俺と__!!

貴方
貴方
_ッ!いい加減に……ッ!

ニコライ
あ_!!あなたちゃん探しても見つからないと思ってたらこんな場所に居たんだっ!!!!

貴方
貴方
__!?

いきなり上から現れた彼に相手も吃驚したようで掴まれた腕が離された___

男子
男子
な、何だお前…っ!?それに何で木の上なんかからッ__!!

驚いている彼を他所に、ニコライさんは木の上から降りてきて私の手を握った__

貴方
貴方
_あの?

ニコライ
フョードル君が君の事を探してたみたいだから伝えに来たんだ!!!!

彼が私を…?
貴方
貴方
_分かりました、彼は何処に_?

そう聞くと彼は握っている方の手を優しく引いた
ニコライ
ふふふ、私が君をフョードル君の所までエスコートしてあげよう!!!

貴方
貴方
ええ、お願いします_

ニコライさんに手を引かれながら私達はその場を後にしたのだった____
        




























_図書室

彼に手を引かれながらやってきたのは図書室だった。

ニコライ
あ、フョードル君発見〜!!!

ニコライさんが向ける視線の先には1人静かに本を読む彼の姿が____
ニコライ
お〜い!!!フョードル君ーー!!

貴方
貴方
(…本当に、騒がしい人ですね)

フョードル
…………(無視)


彼も無視を決め込んでいて、関わりたくないというオーラがひしひしと伝わって来る。

ニコライ
あれれ、これ無視されてる??
ニコライ
お〜い!!フョードル君ー?

フョードル
………

貴方
貴方
……ニコライさん、声のボリュームを落としてください…

フョードル
…!!あなたさん?

貴方
貴方
貴方が私の事を探していると、彼に言われてきたのですが…

私がそう言うと彼は首を傾げた__
フョードル
なんの事です?

貴方
貴方
え?


ニコライ
あ、それ君を助ける為についた嘘だよ!!
貴方
貴方
あ、そうだったんですね……ありがとうございます

ニコライ
どういたしまして!!!

フョードル
____あなたさん、誰かに嫌がらせを受けたんですか?


呼んでいる本をそっと閉じてそう聞いてくる彼__

貴方
貴方
いえ__嫌がらせでは…、っ…


彼は私の右手をそっと握った__

フョードル
では、何故手首が赤くなってるんです?

貴方
貴方
…あぁ、それは告白を断った時、腕を掴まれた際に出来たものだと思います

フョードル
…告白………??

貴方
貴方
は、はい……

ニコライ
そういえばあなたちゃん断る時に他に好きな人が居るって言ってたよね…!!!もしかして私_

貴方
貴方
違います

ニコライ
えぇ、即答!!??私、容姿も成績も良いし優良物件だと思うのだけれど??

それ自分で言います??

ニコライ
それに_

貴方
貴方
それに?

ニコライ
フョードル君と違って性格も良い!!!

フョードル
はっ倒しますよ。

貴方
貴方
…うん…まぁ、それはそうですけれども……

フョードル
あなたさん其処は否定してください

貴方
貴方
否定するもなにも…貴方が性格の悪いのは事実ですし……

心外だとでも言いたげに見てくる彼

フョードル
それよりも、気になる言葉が聞こえてきたのですが……あなたさん、貴方好きな人が居たんですか…??

貴方
貴方
いや、居ませんよ?あれは告白を断る為についた嘘ですから

ニコライ
えぇ!?そうだったの!!!
 
貴方
貴方
喧しいです

フョードル
声が煩いですよ。図書室なんですから静かにしてください

ニコライ
2人共辛辣!!!

ニコライ
え、じゃああなたちゃんは私とフョードル君だったらどっちがタイプ??

貴方
貴方
…どちらが、タイプ……ですか…


2人共性格はあまり宜しくは無いが、容姿はかなり整っているし成績も優秀。それに女子生徒からの人気も高い。

_性格は良くないが _
ニコライ
何か失礼な事考えてそうな顔だねあなたちゃん

貴方
貴方
…気の所為では?

ニコライ
んーーそういう事にしといてあげる☆

貴方
貴方
はぁ…(…でも、まぁ……タイプでいうのであれば…)

チラリと彼(フョードル)を盗み見る___

貴方
貴方
(フョードルさんの、方が……)


じっと眺めていると赤紫色の目と視線が交わった__
フョードル
…クスッ、そんなに見つめられてしまうと照れてしまいますね

貴方
貴方
…ッ〜、た…偶々です。

ニコライ
……………ねぇ、私今物凄ーく退屈してるよ

貴方
貴方
ぁ……(…ニコライさんが居るのわすれてました…)

ニコライ
ま〜た何か失礼な事考えそうだけど……まぁ、いっか☆!!

ニコライ
それでそれで!!どちらがタイプなんだい?!?!

貴方
貴方
…………、内緒

ニコライ
えぇ〜!?

フョードル
おやおや…其れは残念ですねぇ

貴方
貴方
でも___

彼等と居るのは退屈しない___
貴方
貴方
__貴方達とこうやって共に過ごす時間は退屈しなくて………好き、です………


私がそう言うと彼等は凄く驚いた顔をした__

フョードル
はぁ〜〜……… Слишком мило...(可愛すぎる)...

ニコライ
 милый(可愛い)〜♡

貴方
貴方
…?

___ロシア語、勉強してみましょうか………



続く__

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