_放課後____体育館裏
背を向け、その場を立ち去ろうとした時腕を掴まれた_____
いきなり上から現れた彼に相手も吃驚したようで掴まれた腕が離された___
驚いている彼を他所に、ニコライさんは木の上から降りてきて私の手を握った__
彼が私を…?
そう聞くと彼は握っている方の手を優しく引いた
ニコライさんに手を引かれながら私達はその場を後にしたのだった____
_図書室
彼に手を引かれながらやってきたのは図書室だった。
ニコライさんが向ける視線の先には1人静かに本を読む彼の姿が____
彼も無視を決め込んでいて、関わりたくないというオーラがひしひしと伝わって来る。
私がそう言うと彼は首を傾げた__
呼んでいる本をそっと閉じてそう聞いてくる彼__
彼は私の右手をそっと握った__
それ自分で言います??
心外だとでも言いたげに見てくる彼
2人共性格はあまり宜しくは無いが、容姿はかなり整っているし成績も優秀。それに女子生徒からの人気も高い。
_性格は良くないが _
チラリと彼を盗み見る___
じっと眺めていると赤紫色の目と視線が交わった__
彼等と居るのは退屈しない___
私がそう言うと彼等は凄く驚いた顔をした__
___ロシア語、勉強してみましょうか………
続く__














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!