第4話

第3話
80
2026/03/16 12:08 更新
伊波視点
Dyticaの本拠地
カゲツが調査に行ってから1週間ほどたった
この1週間の間なんの音沙汰もないなんて少し変だ
それに、カゲツからの連絡もない
上手くいってるからだと信じたいけど不安はある
ガチャ
色々と悩んでいると拠点のドアが開いた
音がした方を見ると焦った表情をした星導が立っていた
hsrb
ライ、どうしようカゲツが
hsrb
カゲツがヴィランに…
inm
え、どういうこと?
反射的にそう返してしまった
inm
一旦落ち着いて話せる?
落ち着いた口調で聞いたが、俺も内心焦っていた
hsrb
すみません、取り乱しました
hsrb
さっきまでパトロールに行ってたんですよ
hsrb
森の方も一応見てたら怪しい仮面を着けたカゲツそっくりの人がいました
hsrb
おそらく本人だと思います
hsrb
ただ、かなり雰囲気が違っていたので確証は持てません
inm
そっか、ありがとう
inm
最近カゲツからなんの連絡もないし、
もしかしたら調査中になにかあったのかもしれない
inm
とりあえずるべは休んでていいよ
inm
俺は調査も兼ねて確認しにいくよ
hsrb
カゲツがヴィランになっている可能性がある以上ライ1人で行くのは危険です
hsrb
俺も行きます
inm
今、2人で行くのは悪手だ
inm
もし2人ともが敵にやられたらロウ1人で俺たちを相手にすることになるかもしれない
inm
そうなったらきっとロウでも厳しいと思う
inm
だからるべはここに残ってロウに報告して
inm
もし俺が1週間以内に帰ってこなかったらその時は敵なったと考えて戦えるようにしておいて
hsrb
…わかりました
hsrb
絶対帰ってきてくださいね
inm
もちろん
inm
じゃあ街は頼んだよ
hsrb
任せてください
森の中
とりあえずカゲツが行ったであろう辺りを散策していた
すると、カゲツのオトモが現れて俺の方に飛んできた
inm
うおっ、わたくもくんだけ?
inm
カゲツは一緒じゃないの?
わたくもくん
((-ω-。)(。-ω-))フルフル
inm
カゲツがどこいったかわかる?
わたくもくん
(˶˙ᵕ˙˶)꜆
わたくもくんは街の方を指した
inm
ありがとう、わたくもくんは帰らないの?
わたくもくん
( ˙꒳​˙  )?
inm
とりあえず一緒に拠点戻ろうか
わたくもくん
(  . .)"
わたくもくんを置いていく訳にも行かないので、とりあえず拠点に連れ帰ることにした
星導視点
Dyticaの本拠地
ガチャ
しばらく誰も帰ってこないはずの拠点のドアが開き少し警戒して振り向くと、カゲツを探しに行ったはずのライが立っていた
hsrb
ライ!?
hsrb
早かったですね
hsrb
カゲツは見つかりました?
inm
いや、まだ見つかってない
わたくもくん
|-・。)ソォー…
ライの後ろからそーっとわたくもくんが顔をだしている
inm
ただ、ひとつ情報は増えた
ライは、森の中であったことを説明してくれた
hsrb
カゲツは街にいるかもしれないんですね
inm
わたくもくんの言う通りなら多分ね
hsrb
じゃあなんで帰ってないんでしょう
ヴーヴー
そんな話をしているとライのデバイスが鳴った
〇〇町にKOZAKA-Cが出現
ヒーロー伊波ライは直ちに向かえ
hsrb
タイミング悪いですね
inm
とりあえず行ってくる
hsrb
お気をつけて
伊波視点
〇〇町
inm
市民の皆さんは逃げてください
KOZAKA-Cの数は少ないためそこまで街の被害は大きくないがKOZAKA-Cの動きがいつもと違うような気がするがとりあえず大体は倒し終わって周りを見渡していると
inm
あっ、危ない!
市民がいる方の建物が崩れた
間一髪で助けることができたが、瓦礫が足を掠めて
しまったようで怪我をさせてしまった
inm
大丈夫ですか?
市民
この怪我が大丈夫に見えんのかよ!
市民
ヒーローのくせに
もっと早く助けられんねぇの?
市民
俺たちのこと守れねぇならヒーローなんて辞めちまえよ
inm
すみません、安全な場所までお送りします
俺は怪我をさせてしまった男の人を安全な場所まで送り届けて、街の中に人が残っていないかを確認しに戻った
すると、普段とは違う仮面を着けたカゲツがいた
inm
あれ、カゲツ戻ってるなら言ってよ
inm
その仮面どうしたの?
カゲツの無事に安堵しつつ聞くと
シュッ
カゲツは無言でクナイを投げて来た
咄嗟に避けたが、危ないところだった
inm
俺とやる気?
シュッ    シュッ
俺が声をかけても何も言わずにクナイを投げ続けるので仕方なく戦闘態勢にはいった
カゲツはいつも以上に素速くなっていて、きっと何か仕掛けがあるのだろう
いつもと違うところはあの怪しい仮面だけなので、仮面を狙って攻撃を仕掛ける
俺のハンマーでは、カゲツの素速さに対応しきれず、いくつかクナイが肌を掠めはしたが、仮面を取ることには成功した
mrkm(ヴィラン堕ち)
…っ
inm
カゲツ、なんでこんなことするの…?
mrkm(ヴィラン堕ち)
ッ伊波だってわかってるはずや!
mrkm(ヴィラン堕ち)
ヒーローでいたって傷つくばっかり
mrkm(ヴィラン堕ち)
伊波も、タコも、狼も、
僕だって嫌なこといっぱい言われてきた
mrkm(ヴィラン堕ち)
それに僕は元々忍者の村のエースやで?
mrkm(ヴィラン堕ち)
もう僕の手はとっくに汚れてる
mrkm(ヴィラン堕ち)
ヒーローなんて向いてなかったんや
カゲツの言葉の1つ1つが胸に刺さる
確かに、酷い言葉を投げつけられることも多い
特に俺は西でメカニックをしていることもあって、否定されることも多かった
俺自身が否定されることへの覚悟はしているが、その事で仲間まで否定されるのは辛かった
もしかしたらヴィランの方が楽なのかも…
そんな思いが頭によぎってしまい
カゲツの言葉に何も返すことが出来なかった
mrkm(ヴィラン堕ち)
ライも、いやDyticaみんなでこっちヴィラン
来ようよ
mrkm(ヴィラン堕ち)
僕みんなが傷ついてるとこもう
見たくないんよ
mrkm(ヴィラン堕ち)
こっちヴィランならもう心無い言葉に傷つく必要も守らないといけないなんてこともない
mrkm(ヴィラン堕ち)
お願い伊波
カゲツは泣きそうな顔をしている
俺ももうヒーローでいることに意味はないような気がしてくる
何より仲間にこんな顔をさせてまでヒーローを続けてやる義理もないはずだ
そう思い武器を置いて、カゲツのもとに歩み寄った
inm
カゲツ、
inm(ヴィラン堕ち)
俺もそっちヴィランに行くよ
不穏なところで切らせていただきました。
次回はおそらく同時刻の星導視点のお話になるかと思われます。
ぜひぜひ感想をコメントなどで教えていただけると次回の投稿が早くなるかもしれません(そんなことはおそらくない)
不定期更新ではございますがお楽しみいただけると幸いです。
書き方は模索中なのでアドバイスなどあればぜひお願いいたします。

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