第38話

番外編① 風邪
2,967
2022/12/11 11:27 更新

これはある6月の出来事
梅雨の時期だから、今日は雨は降ってはいないけれど、湿気がすごい
貴方
(松田くんの頭爆発してないかな?)














私は今日の訓練全てが終わった後、鬼塚教官に教官室に呼び出された
コンコンコン
貴方
白雪あなたです
失礼します
そう言って私は教官室の扉を開け、中に入った
鬼塚教官
すまんな、白雪
貴方
いえ、それで要件は何ですか?
貴方
(どうせ私の班の誰かが何かやらかしたんだろうなぁ〜)
そんな事を考えながら聞くと、鬼塚教官は私が予想していなかった事を言ってきた
貴方
……あの…もう一度言っていただけますか?
鬼塚教官
?ああ…外守クリーニングにこの服を出しに行ってくれないか?この前出し忘れてな…
貴方
……それぐらい自分で行けないんですか…
鬼塚教官
そうしたいんだが、見ての通り仕事が溜まっててな…そこで白雪に頼んだんだ…いいか?
私は心の中で深いため息をつき、了承した









貴方
だからって…何で私に頼むのよ…
私は部屋に戻り、不満をグチグチ言いながら私服に着替えた
貴方
はぁ…


私は外に出て空を見上げる
貴方
雨降ってきそうだな…まあそれまでに帰ろ
そう呟き、鬼塚教官に頼まれた服を持って外守クリーニングまで駆け足で向かった
















外守クリーニングにつき、服を渡し店を出た
出る前に外守さんから
外守
もうすぐで雨が降るから気をつけて帰るんだよ
と、忠告を受け急いで帰ろうとした
外守クリーニングから少しして雨が降ってきた
最初は小降りだったがどんどん大降りになってきて、私は早く帰りたいがゆえ雨宿りもせず走って警察学校まで帰った
そのせいで服はずぶ濡れ、風邪をひくほどだった
貴方
クッシュ…やばい…お風呂入ろ
私はずぶ濡れのまま部屋へ行き、着替えを持ってお風呂に入った














翌日
貴方
ヘックシュ…ズビー
案の定私は風邪をひいてしまった
私は重たい体を起こし、このまま部屋にいてもしょうがないと思い、マスクをつけて携帯を持って保健室に行った
体は凄く熱くて今にも倒れそうなほどボーッとしていて、壁に手を付きながらでないと歩けないぐらいだった
貴方
(やばい…倒れそう…)
私はその場にヘタレこんでスマホを開く
貴方
(ヒ…ヒロくんか零くんに…連絡…しなきゃ…)
そう思ってメッセージアプリを開くが手が動かない
私が動けず壁にもたれかかって座っていると見覚えのある声が聞こえた


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