第8話

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2024/01/21 01:33
カイト
カイト
じゃあ、僕達は準備があるから失礼するね〜♡また後で会おうね♡
類
ふふ、楽しみだよ




















あなた
はあ……はあ……はあ!!
怖すぎて、震えが止まらない……。動くことすら、顔を……目も動かせない……!!こんなんじゃ、……
ガタン
あなた
っ!!
冬弥
冬弥
……大分、震えている様子だな
やはり、あの2人に何か吹き込まれたか?
冬弥
冬弥
でも、大丈夫だ…俺は……
決してそんなことはしない…
冬弥
冬弥
正直、言うとな……類さんは少しおかしくてな
冬弥
冬弥
最近、ここ何週間前から
あんなに真面目だった類さんが
人を殺すことに快楽を覚えたような人に
なってしまって……
この人、もしかして……私のことを知らない、類さんがここに引きずり込んだことも知らないんだ…!
きっと、この人は私をここに連れてくるよう命令したのも全て……あの人の思惑だったんだ……
あなた
……冬弥さん
冬弥
冬弥
!!
冬弥
冬弥
(あなたが初めて、名前言ってくれた!)
この人なら信用してもいいのかもしれない……。
咲希ちゃんが言ってたように……
あなた
…もし、婚約の話が確実なのであれば





























あなた
私は、冬弥さんとだけ婚約したいです
冬弥
冬弥
……………
あの人が言うには、前までは3人に1人の妻を貰っていたらしい。だからこれがありなのかは正直わからない。
冬弥
冬弥
別にあなたが望むならば…俺はそうする
あなた
いいんですか?
冬弥
冬弥
独占欲は強いと皆から言われるが
正直、あの2人は危ない
やっぱり危険性がわかってるんだ…。
冬弥
冬弥
でも、俺はあなたと2人で婚約と言ってくれたことが嬉しい♡
冬弥
冬弥
初めての感覚だ……
あなた
私も、ここの国の人は私にとっては安全な人が冬弥さん、咲希ちゃん、そしてあの水色の髪の人
冬弥
冬弥
ミク…か?
あなた
多分
でも、正直……あのミクさんは少し怪しい。
冬弥
冬弥
何かあったら言ってくれ
地獄の果まで助けに行くから
あなた
うん…ありがとう……
冬弥さんと話すと少し安心する……。でも、監禁したのはこの人なんだけどね…。



咲希
咲希
とーやくん!ここにいたんだっ!
冬弥
冬弥
咲希さん?
咲希
咲希
もう準備は終わったから、後は主人公のお出ましだよー!
冬弥
冬弥
ありがとうございます……俺はあなたの支度を終えてから行きます
咲希
咲希
じゃあ、支度が終わったら言ってね!
あなたちゃんは私が連れていくから!
冬弥
冬弥
はい







冬弥
冬弥
あなた。その重そうな鎧は捨てましょう
あなた
え、えっと……それは
流石にこれは、白ノ国で必要な鎧。
これを捨てると白ノ国も捨てるということになる。
冬弥
冬弥
今更、無駄だと思うが?
油断をした時点であなたはこっちのものだ♡
あなた
……わかりました。けど、鎧は
ここに置かせてください
冬弥
冬弥
?…まあ、いい
着替えは持ってきてる
着替え………























あれ?
着替えを持ってきてる。

「支度をする」と言ってた

私が着替える

着替えるには脱ぐしかない

下着とか見られるかもしれない

あなた
〜〜〜〜っ!///
冬弥
冬弥
いきなり顔を赤らめてどうしたんだ?
あなた
1人で着替えれるから大丈夫!
冬弥
冬弥
ドレスの着方は分かるのか?
あなた
うぐっ
アニメでドレスを着てる人を見たことはあるけど、それはアニメであって…実際のドレスの着方はわからない!
冬弥
冬弥
それに、夫婦になるんだから、裸くらいは見るのも自然だろう?
マジか!!
冬弥
冬弥
じゃあ、早速────





















冬弥
冬弥
着替え完了した
あなた
あ、ありがとうございます……///
めっちゃ、羞恥心がやばかった!
ってかこの世界の私の体型めっちゃ良かったんだけどぉ!!
冬弥
冬弥
また、後で会おう♡でもまずは
俺とあなただけの婚約ってことを
認めさせるしかないか
あなた
確かに……そうですね…
冬弥
冬弥
俺が言ったら、独り占め…ということに
なってしまう……から
冬弥
冬弥
実際そうではあるが……
そうなのかよっ!!
あなた
大丈夫です、私からも言います……
冬弥
冬弥
そうか、じゃあ、今日は……
俺とあなただけの宴会だな♡
あなた
まあ、そうです……ね
というか、今考えれば
こんなイケメンと婚約出来るってことか……。
最高じゃん。
冬弥
冬弥
咲希さんを呼んでくる…
逃げ出したりするなよ?



あなた
はい…
最後の逃げ出したりするなよ?が怖い……。

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