お母さんと帰り道にばったり会った。(詳しくは6〜7話!)
手を出そうとしてしまったところに、橙矢達が止めてくれた。
私は、1人じゃない。
私は言葉を詰まらせる。
なんて言ったらいいんだろう。
どう言ったら、伝わるんだろう。
その時誰かがぽんっと私の肩に手を乗せた。
__________橙矢だった。
私は後ろを振り返る。
つつ、朝、葉、朱羽。
私の大切なみんな。
そうだ、みんながいる。
私の視界が涙でじわりと歪む。
だめだ。ここで泣いたらだめだ。
必死に涙を堪えて、お母さんのことを睨みつける。
涙が一筋頬を伝う。
言わなきゃ。これで、もう全ておわりにするんだ。
私はそう言うと、地面に投げ出して、そのままになっていたかばんを拾うと、さっさとその場を離れた。
後ろでつつと橙矢の声がした。
事務所に戻った。
私は夕飯の時に、みんなにお礼を言った。
つつはちらっと橙矢を見る。橙矢も不安そうな顔で頷いた。
と、橙矢は申し訳なさそうな顔で私を見た。
朱羽が私に聞いてくる。
葉が言った、その時。
ぴーんぽーん。
チャイムが響いた。
葉がインターホンを見に行く。
少しして葉は青ざめた顔でリビングに戻ってきた。
つつが心配そうに言う。
すると葉は、掠れた声で、
と言う。
私が聞き返すと、














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。