第13話

結末は。
9
2025/03/03 19:58 更新
お母さんと帰り道にばったり会った。(詳しくは6〜7話!)
手を出そうとしてしまったところに、橙矢達が止めてくれた。
私は、1人じゃない。

_浅井菜ノ花@あざいなのは_
浅井菜ノ花あざいなのは
私たちが、お母さん達に黙ってアイドルをやっていたことは、本当に悪かったと思ってる、思ってるよ。
でも!!
私は言葉を詰まらせる。
なんて言ったらいいんだろう。
どう言ったら、伝わるんだろう。
その時誰かがぽんっと私の肩に手を乗せた。
__________橙矢だった。
私は後ろを振り返る。
つつ、朝、葉、朱羽。
私の大切なみんな。
そうだ、みんながいる。
_浅井菜ノ花@あざいなのは_
浅井菜ノ花あざいなのは
‥………許せなかった。
今まで育ててもらったことは感謝してる。
でも、お母さんにアイドルやってたってバレて、その時、バラさないって言ったのに……
私は、お母さんのこと、ほんとに信じてたのに………。
私の視界が涙でじわりと歪む。
だめだ。ここで泣いたらだめだ。
必死に涙を堪えて、お母さんのことを睨みつける。
_浅井菜ノ花@あざいなのは_
浅井菜ノ花あざいなのは
アイドルやってたのバレたのは、私の不注意だし、私のせい。
だからって、私だけじゃなくて、メンバーの、私の大切な人たちまで巻き込んで!!
どーゆーつもりだよ!!もしこれで何かあったらどー責任取んだよ!!
あんたなんて……あんたなんて‥……
涙が一筋頬を伝う。
言わなきゃ。これで、もう全ておわりにするんだ。
_浅井菜ノ花@あざいなのは_
浅井菜ノ花あざいなのは
あんたなんて、もう私の母親じゃない!
もう私に関わらないで!
私はそう言うと、地面に投げ出して、そのままになっていたかばんを拾うと、さっさとその場を離れた。
後ろでつつと橙矢の声がした。
_榊原@さかきばら_つつじ
榊原さかきばらつつじ
そう言うことなので、もう菜ノ花には関わらないでください。
井伊橙矢いいとうや
次菜ノ花のとこ来たら、警察呼ぶんで。
事務所に戻った。
_浅井菜ノ花@あざいなのは_
浅井菜ノ花あざいなのは
みんな………ありがとう。
私は夕飯の時に、みんなにお礼を言った。
_榊原@さかきばら_つつじ
榊原さかきばらつつじ
全然!でもさ………。
つつはちらっと橙矢を見る。橙矢も不安そうな顔で頷いた。
井伊橙矢いいとうや
菜ノ花の母親、あれだけ言っても、次何やるか分からないよな…。
と、橙矢は申し訳なさそうな顔で私を見た。
上杉朱羽うえすぎしゅう
そう言えば、菜ノ花のお父さんって…?
朱羽が私に聞いてくる。
_浅井菜ノ花@あざいなのは_
浅井菜ノ花あざいなのは
この間の事件があって、お母さんと離婚したはず。
お母さんの最近の行動は目に余るから……。
上杉朱羽うえすぎしゅう
………そ、っか。
武田葉たけだよう
はやいとこここが特定される前に警察に相談しといた方がいいよな?
あとは、警察とか、一般の人にここがバレた時の引越し先。
葉が言った、その時。
ぴーんぽーん。
チャイムが響いた。
葉がインターホンを見に行く。
少しして葉は青ざめた顔でリビングに戻ってきた。
_榊原@さかきばら_つつじ
榊原さかきばらつつじ
っ葉?!どうしたの?
つつが心配そうに言う。
すると葉は、掠れた声で、
武田葉たけだよう
きた…
と言う。
_浅井菜ノ花@あざいなのは_
浅井菜ノ花あざいなのは
え、なんて?
私が聞き返すと、
武田葉たけだよう
なののお母さん、今入口の前にいる……!

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