…最近、何故か白い部屋に閉じ込められるという怪奇現象が私の見に2回連続で起こったが…
今日も…また……
いや……今日は部屋じゃない……
この…ロッカー並みに小さい箱にシャオロンと閉じ込められてしまったァァァァッ
今、私たちは向かい合って立っている。
シャオロンが私を抱きしめてしまいそうな程狭いが、壁ドンの形でなんとか抑えている。私は邪魔にならない様に手を下に下ろして横を向いている。
いくらなんでも近すぎ!?!?
思ったより冷静〜……というか、顔が見えないから
どんな感情かはさっぱりだ。
何かを見つけた私はソレを見ようと背伸びをする。
……うう、顔が近いのは恥ずかしいけどこの体制じゃシャオロンからは見えないから私が頑張らんと……っ
10分て相当だと思うんだけど!??
何その含みのある言い方…
私の片手を掴んできた。
……ただでさえゼロ距離なのに手なんか繋いじゃって爆発寸前なんだが
私より身長が高いシャオロンは上から見下すようにこっちを向きてニッと笑った。
シャオロンの髪が少し私にかかっている。
思わず目をそらす。ううう早く10分たてぇぇぇっっっ
シャオロンが足を少し移動させようとする。
いや……
…あたってる……あたってんだよ…
シャオロンは左手で私と手を繋ぎ、もう片方は壁ドンのまま。
…その片方の手をスッと私の顔に当ててきた。
シャオロンの顔が近づいてくる。
思わず目を閉じると…
シャオロンは悪い顔で笑っている。
……コイツ腹立つッ!!!!!
油断してたらいきなりキスしてきた。
……っ、もう、なに……ッ//
思わずちょっと笑いながらも、心臓の鼓動は止まらない。多分今顔真っ赤だ……っ
カチャ
横のドアが少し開いた。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。