母さんは基本怒らない。
母さんが優しすぎる……とかでは無いと思う。
だって、仕事してる所を覗いたことが
昔1回だけあったけど、その時は仕事仲間にビシバシ
怒鳴って、仕事を進めていた。
でも…家ではそんな素振りを一切見せない。
何でだろう………不思議だ……
まぁ、そんな事気にしなくてもいいか。
夕食シーン以下諸々割愛
ここは………何処だ……?
僕は……一体……何をしてるんだ………?
「---木--」
誰かの声………?
「----根木-----」
誰?誰なんだ………
「---根木---長」
誰なの?!
「化根木兵長!」
この服……この視点………
それに……………
何だ?まるで“あの日”見たいじゃないか………
落ち着け…僕………ここは夢の世界なんだ……
この鶴見中尉は僕の想像上の人物……本物じゃない。
駄目だ
やっぱり
駄目だ
スッ…
やっぱり……僕は…………
鶴見中尉には逆らえない
また……手を血で…赤く染めるしか無かった………
この日以降、生まれ変わった今でも、
誰かに対する慈悲の心は無くなっている。
僕は今でも、きっと………
鶴見中尉…あの人に言われたら、
人を殺してしまうかもしれない………
僕は、あの人の傀儡でしかないんだ。















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!