キーンコーンカーンコーン
先生「おつかれ!良かったな目黒!(笑)
やっと、昼休みだぞ!(笑)」
「うすっ…//(笑)」
そして、待ちに待っていた…
「…手作り弁当…///」
どこか、気恥ずかしくて…
俺は、屋上で1人
昼ご飯を食べようとしていたけど…
─ポツ…
──ポツ…
「最悪!!
天気いいのに…雨とか降んなしっ!」
結局、教室に戻ってきて
自分の席に座った瞬間…
ブブッ…!
「Σっ!?」
──蓮っ!虹っ!!
翔太が、送ってきたメールと写真で…
「まじかっ!!」
この瞬間、くっきりとした
虹が架かっていたことを知って…
慌てて、窓の外を見るけど…
既に輪郭はぼやけて消えそうになっていた…
「ちゃんと、この目でしっかり見たかったな…」
思いとは裏腹…
俺は、上機嫌で
弁当箱の蓋を開ける

「おおっ!!//
本格的!!//」
───いただきます!
「やべっ!//玉子焼きうまっ!!///」
あっという間に、弁当を完食して…
「もっと、ゆっくり味わえばよかったわ…」
──あなた、弁当ご馳走さま!
お前いいお嫁さんになれるわ!
また、食べさせて!(笑)
余韻で、携帯のボタンを押して
慌てて画面をふせる…
それは、下書きボックスに閉じ込められたまま…
「いや待て…
直接あなたから受け取った訳じゃないから…
こんなメール…おかしいよな(苦笑)」
これが、俺にとって…
最初で最後の、あなたの手料理だった…
───すげぇ!
俺も見たかったわ!
この虹の写真、あなたにも送った?
俺は、翔太に返信をして…
その答えを待つ…
数分後、返ってきた答えは…
──この虹、あなたも一緒に見てたよ!
「え…?なんで…?」
ドクンッ!!
初めて感じる、胸の痛みだった…












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!