埋めた顔をめめの胸にグリグリと押し付けると、ふわっと鼻に柔軟剤の香りが掠める。この匂い、ほんと落ち着く。
少し顔をずらして見上げると余裕の無さそうな表情でこちらを見つめるめめがいた。あー俺その顔めちゃくちゃ好きだ。
めめ言ってる意味わかってるんかな…。それ以上のことって、その、えっち…するってことよな。キスもちょっと進んだことも、めめなら平気だったけど、その先ってなると正直めっちゃ怖い。
伝えようと必死に言葉を紡ぐ。うん、うん、と頷きながら目を見て話を聞いてくれるめめ。
下を向いて俯いてる俺の身体を優しい温もりが包んだ。
めめは俺の身体からそっと腕を外すと、立ち上がり「こっち来て」と俺に手を差し伸べた。
あまりに優しい声で言うから、思わず手を取った。そのまま手を引かれて寝室に入りベッドに腰掛けると、めめはまた俺の身体を抱き寄せた。














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!