第18話

じゅうはち
3,923
2022/06/30 12:05 更新
埋めた顔をめめの胸にグリグリと押し付けると、ふわっと鼻に柔軟剤の香りが掠める。この匂い、ほんと落ち着く。
向井康二
向井康二
……ええ匂い
目黒蓮
目黒蓮
…康二それわざと言ってんの?
少し顔をずらして見上げると余裕の無さそうな表情でこちらを見つめるめめがいた。あー俺その顔めちゃくちゃ好きだ。
目黒蓮
目黒蓮
ねえ康二
向井康二
向井康二
ん、なに?
目黒蓮
目黒蓮
俺とキスするのも下一緒に触るのも嫌じゃなかったんでしょ?
向井康二
向井康二
…もうっ!なんやの急に!
嫌やなかったけど…
目黒蓮
目黒蓮
じゃあ、それ以上のこと、してもいい?
向井康二
向井康二
それ以上のことって…
目黒蓮
目黒蓮
もっとたくさん康二に触れたい
めめ言ってる意味わかってるんかな…。それ以上のことって、その、えっち…するってことよな。キスもちょっと進んだことも、めめなら平気だったけど、その先ってなると正直めっちゃ怖い。
向井康二
向井康二
俺さ、前は触られると緊張しちゃって、
それで最後まで出来なかったり
挿入らなかったり、痛かったり…
伝えようと必死に言葉を紡ぐ。うん、うん、と頷きながら目を見て話を聞いてくれるめめ。
向井康二
向井康二
そんで、ハッキリ
『お前とシても良くない』
って言われて…
目黒蓮
目黒蓮
うん
向井康二
向井康二
…やから、これ以上先進むのは怖いんよ
もうあんな思い、したくないっ…!
下を向いて俯いてる俺の身体を優しい温もりが包んだ。
目黒蓮
目黒蓮
ちがうよ康二
向井康二
向井康二
…え?
目黒蓮
目黒蓮
セックスは1人で気持ちよくなるもんじゃないよ
めめは俺の身体からそっと腕を外すと、立ち上がり「こっち来て」と俺に手を差し伸べた。
目黒蓮
目黒蓮
もっとあったかいってこと
俺が教えるから
あまりに優しい声で言うから、思わず手を取った。そのまま手を引かれて寝室に入りベッドに腰掛けると、めめはまた俺の身体を抱き寄せた。

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