業side
のんびりしてる場合じゃないんだった。
そう言うとちょっと訝しげな顔をした。
、、、段々表情が読めるようになってきたかも。
ガチャ ドア開けて
テクテク リビングに行って
ぽすっ あなたをソファに座らせて
ぽすっ 俺も隣に座る
嘘は、、、吐いてないね。
突然のあなたの大きな声 身を乗り出している。
そう言うとあなたは納得したようで、しぶしぶといった感じで元の体制に戻った。
聞くなら今しかないよね。
黙るあなた、、、やっぱり、駄目か。
嘘。話してほしい。どうしてこんなに苦しいんだか。
頼ってほしいんだ。あなたに
何かを決意したようなあなたの顔。
あなたが話し始めようと口を開く。
その手は少し震えていて、思わず俺は手を握った。
あなたはゆっくりと、でもどこか淡々と自分の過去を話した。
その義理の父親とやらには少し腹が立ったけど、今は大切な話を俺にしてくれたことを感謝したかった。
思い出すのも辛いと思うのに。(聞いたのは俺だけど)
そう伝えた時のあなたの顔が儚くて、消えてしまいそうで、繋ぎ止めようと俺はあなたを抱き締めた。
これであなたが少しでも楽になってくれたら。
~~~~♪~~~~♪~~~~♪
絶妙なタイミング。
今度は素直に俺の言うことを聞いた。
あなたが風呂に入ってから数分、突然風呂場から声が聞こえた。
あ、言ってなかったっけ?
敬語嫌だなぁ。
風呂から出てきたあなたは頬を上気させていて、なんだろう、、、色気?があってちょっと直視出来なかった。
俺が風呂から上がったらあなたはソファに座っていて、神田さんとやらに連絡しなくていいのかと聞くともう連絡したと言っていてやっぱりさすがだなと思った。
とくに高クオリティなものが作れるわけじゃないけど、それでもあなたは喜んでくれた。
そうあなたが言うので片付けはあなたに任せた。
問題は寝るところだ。
俺が冗談のつもりで、
と聞くと、あなたは普通に
なんて言うからついつい声を上げて驚いた
そんな俺に疑問符を浮かべるあなた
これからあなた大丈夫かな?と親みたいな心配をしていると、呑気にあなたは
と、可愛くあくびした
無意識上目遣い。
大丈夫かな?あなた、心配だよ本当に。
寝るために俺の部屋に移動して、取り敢えずベッドに寝転んだ。
そう答えるあなたがちょっと不服そうで面白かったな。
モゾモゾ
俺に答えるあなたはもう半分夢の中
俺ももう寝よう。明日も学校だ。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。