─青海視点─
何処からか、電話がなる音が聞こえる
ベットで寝ていた僕は、スマホを手探りで探す
ベットの上を手当り次第探したがなかったため仕方なく起き上がる
はぁ、さっきまでいい夢見てたのに…
こんな時間に誰だよ…?((←今の時刻午前10時
頭を書きながら、机の上に置いてあるスマホを手にする
通話ボタンをおし、少しガラガラ声でもしもしと言う((←元からだって?うるせぇぇ!!!
電話を切ると急いで支度した
類斗くんがキレたら怖いんだよ
命がいくつあっても足りないわ…
ご飯は……いいや!
とりま走れぇぇぇぇぇぇ!!!!!
数分後
スライド土下座をしながら、謝罪の言葉を並べる
その後、類斗くんの好きな物何個か奢って許してもらいました!
まぁなんやかんやあり、カフェにいます!
と言いつつ内心嬉しい
なんの相談かも言ってないのに、すぐにいいよと言ってくれたから
僕はみんなと友達で嬉しいよ!
おっと、話がズレちった
顔を少し下にして言う
助けて貰ったのに、怖いなんて失礼なこと思いたくないのに
思ってしまった
大好きな笑顔なはずなのに、怖いって思ってしまった
みんなの反応は同然何言ってんの?みたいな反応だった
みんな黙ってしまった
久しぶりに、こんな真剣にみんなに相談したから
みんなは、信じてくれたんだろうな
そう、結論を出しみんなと別れた
数分後家についた
夕方だからまだ夕食には早い
何して時間潰そうかなぁと考えてると、なーくんらしき人がいた
でも、雰囲気が違う
いつものなーくんじゃない
感情のない人形みたいな雰囲気だ
そもそも、なーくんじゃないのかもしれない
そう考えてると、なーくんらしき人は消えていった
まぁいいっか
明日のなーくんは昨日見ないな笑顔じゃなければいいな
と思いながら、残りの時間を過ごした
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。