愁斗side
パチパチッ👏
司会者のその言葉の後に流れる曲
僕は、
その曲の出会いに、どんなに助けられたことか
未だに忘れられやしない…。
この高校に入学して間もない頃、
いじめられていた僕を助けてくれたのが、
この全ての物語の始まりだった。
“こんな僕でいいの?”
“一緒にいて楽しい?”
これが、本当の自分の本音。
そんなこと、言ってもないのに
なぜか伝わっていた。
真面目に話を聞いてくれて、
こんなにも僕を大切にしてくれて……
そんな人に出会えて、僕は本当に良かったと今でも思う。
あなたは僕に
『生きる勇気』 を与えてくれた。
僕は、感謝しきれなかった。
けれど、
後からあんな展開になるなんて…………
「嬉しくてたまらなかった。」












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。