と、笑いながら私はそう言ったが
風呂上がりなのに滝のように汗がダラダラと垂れている
無、無理嘘つけない
ジェミンくん全部見透かしてるって
はぁ、もう終わりだ…
ロンジュンさんになんて言おう
なんか、ジェミンくん大人だ
お父さんごめんめっちゃいい人ジェミンくん
酒癖悪いんです
そう言おうとしたが…
ジェミンくんは私の腕を引っ張り、地下にあるバーへと連れていった
いや地下にバーってこの家どうなってんだよ
____
目の前には丸っこい可愛らしいカクテルがある
嘘、全然大丈夫じゃない
むしろ危ねぇ
カクテルだなんて可愛いお酒飲んだことないし
缶ビールでさえなかなかやばい…
視線を感じジェミンくんの方を見てみると
じーっ
ものすごく見てらっしゃるぅぅぅぅう!!!
まるで子犬のようじゃないっすかぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!
ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!
私はノリと勢いで目の前のカクテルを一気飲みした(良い子は真似しないでね)
………
視界が…グラグラする…
あれから少し時間がたち私は完璧に出来上がってしまった
呂律が回ってないことくらい自分でもわかる
でも上手く自分をコントロールできない
なんかすごく気分が良い
席をたとうとしたら足がふらつき転けそうになった
私はきゅっと目を瞑ったが何事も無かった
ジェミンくんが受け止めてくれたからだ
私はジェミンくんにされるがままにおんぶされ部屋まで連れていってくれた
____
優しく私をベットに下ろしてジェミンくんは「今日は強いお酒出しちゃってごめんね」といい私の隣に座った
やっと酔いが覚めて来た頃だった
私は隣でジェミンくんに聞いた
私はジェミンくんに言われて自分が大粒の涙を流してることに気づいた
いつもの明るい声で言ってくれた
私は理由がわからない涙を流し、
ジェミンくんは隣でずっと背中をさすってくれた
ほんと私酒飲んで泣くとかめんどくさいやつじゃん
でもついジェミンくんの優しさに甘えてしまう
そして私達はいつの間にか眠りについていた
____
私達は支度とご飯を済ませ夜の街へと向かった
____
私とジェミンくんがスタッフルームへ入るともう皆さんがおそろいだった
突然ジェミンくんは
と言った
いやいやいやいや待て待て落ち着けジェミンくん
確かに昨日はお酒入ってなかなかやばかったけど!
…………
いやみんなどうした?
と、マクヒョンは顔を赤くして言った
ピュアピュアだな!!??
それでも女たぶらかしてブイブイ言わせてるホストか!?
とチョンロさんはガッツポーズをした
なんだから子供みたいで可愛らしい
そしてそれを聞いたナナは何故か満足そうに微笑み私の肩に腕を回して「だってさ~!」と言ってきた
まぁ、実際ナナと仲良くなれて良かったし昨日は沢山迷惑をかけたけど楽しかった
口に出しては言わないけどね!…
…
………てかさっきから視線感じるんだけど
な、何…?
すっごい見てくるんですけど












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。