※「同じ匂い」の続きです。
甲斐田視点
今日は桜魔での仕事が少し手間取ってしまい、ROF-MAOの収録に遅れてしまった。
でももちさんも部活で少し遅れるって言ってたし…
許容範囲だよね?
ROF-MAOの楽屋の前に着くと、2人の話し声が聞こえた。
社長とアニキもうついてたのか…
またせちゃったかな?
いざ、ドアを開こうと、ドアノブに手をかける。
何か話してる?
なんの話だろ…
何故かわからない、いつもの2人なのに、
いつもの2人のはずなのに、
楽屋に入れなかった。
なんの話か、わからない、
怖い
仲間に対してこんなのを思ったのは初めてだ。
なにか、なにか分からないけど、2人の“裏”をみてるみたいだった。
嘘を吐く、?
どういうこと、?それって…
まるで、僕らに嘘をついてたみたいに、
しまった…勢いで静かに、って言っちゃった…
で、でも…あの状況で入れるわけ無いじゃん!!
ど、どうすればいいんだろ…
ガチャッ
不破視点
さすが社長、切り替え早いな、
ん〜やっぱ甲斐田おったか〜
気配がしたから誰かいるとは思ってたけど。
コンコンッ
よし、二人はもう行ったな、
よし!これでバラされることはなくなったな、
…だいぶ強引だけど((
ありのまま、ねぇ…
きりんご
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。