第6話

海の見えるカフェーにて(夜)
956
2024/07/19 08:38
そこに居たのは探偵社の社員3人だった
中島敦
あなたさん!こんなとこにいたんですか?早く帰りますよ!
国木田独歩
探してたんだぞ?全く…お前のせいで仕事が遅れてるんだぞ
琉里沢 桃稚
早く帰ってきてくださいよお
あなた
…はあ?何言ってんの?
中島敦
何ってあなたさんこそ何言って…
中原中也
俺たちは居ないことになってるみてえだな
中島敦
!お前はポートマフィアの!
琉里沢 桃稚
だ、だれえ?
エリス
なに?この不細工?邪魔ー
琉里沢 桃稚
んなっ!なんてこと言うの?酷いよ!
エリス
そうやって喚き散らすしか能がない不細工なんて、どっか行ってよ!今は私たちはティータイムを楽しんでるの!
国木田独歩
ティ、ティータイム!?何を言ってるんだ!早く探偵社に戻るぞ!
あなた
嫌です。
琉里沢 桃稚
は?
あなた
……だって昨日、国木田さんから出てけって言われましたよ?私はその言葉に従っただけです。
あなた
いまはポートマフィアで保護してもらってるんですよー
琉里沢 桃稚
な、何で!?
中島敦
そっ、そんな!
あなた
そんな?何で?勝手に私が押し付けたみたいに言った探偵社が悪いんでしょ。
琉里沢 桃稚
は、早く戻ってきなよ!あなたちゃんいなくてみんな困ってるよ?
あなた
君は自分の分と私の分の報告書、書いてたんでしょ?少しぐらいの仕事増える程度大丈夫でしょ、まあ、君が私に仕事を押し付けたってのが正解だけどね
国木田独歩
霧切…貴様…!
あなた
やっちゃうの?此処で?まあ人いないけど。
中原中也
あなたさん、ダメです。此奴らは俺が処分します。
あなた
いやいや、私だってできるよー?
あなた
……試しにやってみようか?
琉里沢 桃稚
そ、そんな…処分だなんて…出来る訳ないじゃ…
何処までいっても此奴は執拗い。黙ればいいのにね。そう思っても口には出さず、直ぐに琉里沢の後ろに回って片方の手で後ろに来た両手を掴む。そしてもう片方の手は
中島敦
じ、銃!?何でそんなもの……
あなた
あれ?国木田さんだって手帳から出すじゃん。それとおんなじだよ?
国木田独歩
ま、待て!琉里沢から、手を離せ…
あなた
え?此奴直々に処分して欲しいって頼んできたんだよ?元探偵社なんだし願いを叶えること位できるよ。
あなた
…そういえば君の異能力って何だったっけ?
あなた
事務員として入った後に異能力を持っている、と話して入社試験も受けずに社員になった君の…
エリス
あなた!そろそろ帰ってもらいましょうよ!こんな不細工相手にしてても時間を取られるだけよ?紅茶も冷めちゃうし早く食べましょ!
あなた
…ふふっ、そうだね。本当にそうだ。
あなた
さっさと消えてよ。私の人生にはもう要らないの。特に…琉里沢、君とかね
琉里沢 桃稚
…ッ
中原中也
さっさとどっか行け。じゃないとあなたさんは、直前でやめたが手加減せずに殺すぞ
琉里沢 桃稚
っ!私は、あなたちゃんに仕事を押し付けられたんです!酷い人ですよ!?
中原中也
そんなことする訳ねえって知ってるから言ってんだ。早くどっか行け
国木田独歩
…この件は社長に報告させてもらう。
あなた
…どうぞ?ご勝手に。
中島敦
…行きましょう。桃さん。国木田さん。
琉里沢 桃稚
ッ分かりました。
エリス
あなた!災難だったわね!あんな不細工に絡まれるなんて!
あなた
不細工は言い過ぎだよ〜一寸調子に乗った奴ってだけだし
あなた
皆から愛されてるみたいな姫ポジでいたいんだよ。
エリス
ふーん、莫迦ねえ…頭も悪そうだし。
中原中也
とにかくあなたさんにケガがなくて良かったです。…その拳銃って本当に何処から?
あなた
ふふふ〜秘密だよーん
もうひとつの夢小説の連載の方を頑張ってるのでこっちの方は投稿が少しゆっくりめかも知れません。
それでも良いよ!という方は
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