第7話

《過去》2
215
2022/12/02 21:00 更新
幼い頃の春千夜
もうお前とは口聞かねぇ
幼い頃の春千夜
オマエのせいでいつもいつもオレが怒られてんだぞ!わかってるのか
幼い頃のあなた
春…
幼い頃の春千夜
なんでオレばっかり…
幼い頃の千壽
ごめん…春兄ぃ
幼い頃の春千夜
オレもあなたの下の名前に守られるんじゃなくマイキーや場地みたいにもっと強くなって兄貴に言い返えせるようになりたい
幼い頃のあなた
春なら出来るよ!僕も一緒に強くなるから頑張ろう?
幼い頃の春千夜
うん!
その後僕達は少し外に出ていた、ほんの数分だったと思う
帰ってきてまーくんに声を掛けた、でも少し様子が可笑しかった
幼い頃のあなた
まーくん…?
幼い頃のマイキー
春千夜…お前が壊したのか?
そう言って見せたのはまーくんが一ヶ月も掛けて作ったプラモだった
幼い頃の春千夜
いや…俺じゃn((
俺じゃない、春がそう言おうとしていた時言葉を遮るように春を殴った
幼い頃のあなた
は?春…?春!
頬を押さえて座り込む春を見て頭が真っ白になるような感覚が広がった
幼い頃のマイキー
どけ、あなたの下の名前
そう言って僕を殴り飛ばした、腕でガードしてなければ結構吹っ飛ばされてただろうな…それでも腕が痺れて動かせないけど
幼い頃のマイキー
お前が壊したんだろ
幼い頃の春千夜
ち、違う!俺じゃない!
幼い頃のマイキー
千壽がお前だって言った
そう言ってプラモの欠片を持ち春に近付いていくまーくんを見てヤバいと感じた
幼い頃の場地
どうした?なにかあったのか?
そこに声を聞き付けてきたけーちゃんが現れた
幼い頃のあなた
けーちゃん!まーくんを止めて!
幼い頃の場地
分かった!
事態を察してくれたのか何も聞かずにけーちゃんはまーくんを止めようと脇の下に手を通し止めようとしていた、が、それでもまーくんは止まること無く春の方へ向かっていきプラモの欠片を春に向かって振り上げた
幼い頃のあなた
春!危ない!
僕は咄嗟に駆け出すと春の前に立った、勿論まーくんが手を止めることはなくプラモの欠片は僕の左目を瞼からぱっくり切り裂いた
幼い頃のあなた
あ”あ”ぁっ?!
激痛が走った、左目が痛くて開かない地面に血がボタボタと垂れている


痛い。けど、それより今僕の頭を支配したのはまーくん…いや万次郎に向けての"怒り"だった

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