※原作とは違う部分があります
(No.side)
今からもう、約千年以上前
大都市から少し離れた場所に
ある小さな"花角村" と呼ばれる村があった
その村のある一家には病弱でいつも寝たきりな息子がいた
その息子の名は "無惨" という
無惨が十七になる頃
この家に嫁いできた娘がいた
"雲華 あなたの下の名前" と申す礼儀正しい娘
あなたの下の名前を見た瞬間、無惨は人生で初めて
一目惚れをした
見合いの末、
その娘、あなたの下の名前と無惨は夫婦になることが決定した
時が経つにつれ、あなたの下の名前も段々と心を開き、
和やかな生活を送っていた
しかし……ある日からその生活は一変する
突然としてあなたの下の名前はなんらかの病気にかかり、
医師に診てもらうが治療法は確定しておらず、
日を追うごとに体調が優れない日が多く続いた
元々病弱だった無惨よりも明らかに元気だった彼女が
無惨よりも寝込む日が増えていった
どのぐらい薬を投与しても
一向に改善するどころか悪化していくばかり
そんなあなたの下の名前の状態に痺れを切らし
無惨は
医師を殺害した
程なくして無惨は鬼となった
無惨は鬼となり
太陽の下を歩けなくなった
沢山の人を殺めた
普通の人間としての生活が送れなくなった
あなたの下の名前は忽然と置き手紙だけを残し、姿を消した
その置き手紙には次のような内容が書いてあった
『急に姿を消してしまい、大変申し訳ありませんでした。
どうかこの無礼をお許しくださいますよう、お願い申し上げます。
私がこのように姿を消したのには理由がございます。
勝手ながら、私はあなたとは一緒には居られないと判断いたしました。
鬼となり、沢山の方々を殺めたことは私も一緒に償いたいと考えております。
あなたがいつも、病気の私を心配し、支えてくださっていたことは紛れもない事実です。
そして、もう一つ、あなたに謝らせてください。
私は、約束を破りました。
一緒に長生きするという約束を。
私が病気になり、間もない頃。あなたの体調は安定していた頃。私は言いました。
「一緒に、長生きしよう。永遠を友に生きようっ!」と。
その約束を守れなかったこと、深くお詫び申し上げます。
最後になりますが、少しの間でしたが私と人生を共に生きてくださったこと、誠に感謝いたします。
あなたの下の名前』
その日を境に
無惨は
この屋敷から姿を消した
そして、
時間があるときには必ずここ、
"花角村"へと出向き、
約千年以上もの間
あなたの下の名前をずっと探し続けた
〜今の話しを聞いた後〜
(無惨から聞いたという設定)
(雲華あなたの下の名前side)
嘘。。
今の話が本当に私の前世の話なの!?
本当に。。。
私は無惨の嫁だったの……?
私はあまりの事に困惑して
思わず叫んでしまっていた
私の方に無惨の攻撃がとんでくる
間一髪で避けれたが
次避けれるかどうか分からない
ヤバい
これいつまで続くのっ!?
なんとかして。。
逃げれる方法……。。
ベベンッ
私が鳴女ちゃんにお願いした次の瞬間に
私は地上へととんでいた
逃げなきゃっ!
無惨が
追いかけてくる前にっ!
追いつかれる前にっ!
無我夢中で走った
ドンッ!
無我夢中で走りすぎたんだ。。
誰かと
ぶつかってしまった
next














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。