第41話

#食事は豪華だが、脳筋はやめて
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2025/11/02 01:38 更新
―――三限目、体力育成。

運動場で行われる体力育成。服を運動着に着替え、運動場に向かう。体力育成担当は、いかにも脳筋といった見た目の男性―――バルガスだ。

バルガス
優秀な魔法士は健全な肉体から!
見ろ、毎日生卵を飲んで鍛えたこの筋肉!
バルガス
魔法士たるもの、体力がないとな
そんなわけでまずはグラウンド20周、次に腕立て伏せ100回!


いかにも暑苦しそうなバルガスの言葉に、ドストエフスキー兄妹とエースは嫌そうな表情をする。

あなた
なんだか、暑苦しいお方ですね
私達は虚弱体質ですので、運動は向いていませんし


フョードル・D
そもそも、見学自体させてもらいえないなんて・・・
あれが巷に聞く脳筋というものですか


エース
うぇ・・・・・・運動は嫌いじゃねーけど、
先生が超苦手タイプ


バルガスの指示通り、運動場を走りながらそう言う。ちなみに、あなたはグラウンド5周も走れなかった。フョードルは15周くらいで死にかけていた。腕立伏せはあなたに至っては1回も出来ていなかった。

あなた
もう・・・・・・二度と・・・・・・
運動・・・なんて、したくありません・・・・・・


フョードル・D
ええ・・・・・・誠に同意します・・・・・・
運動なんて・・・・・・するものじゃありませんね・・・・・・


エース
お前ら、本当に体力ないんだな・・・・・・


デュース
僕やエースは体力に自信はあるが、
二人は虚弱体質だしな


グリム
あと、ユウが意外と運動できたのが
オレ様はびっくりなんだゾ!


ユウ
まあ、ヨコハマに住んでたら
こうなるんだよなぁ・・・・・・


今度からは全力で体力育成をサボろうと決意したドストエフスキー兄妹だった。

そして、待ちに待った休み時間。

授業に飽きたグリムを捕まえるために、ユウはエースとデュースにお礼の品をあげる約束をして手伝ってもらったりと大変だった。ちなみにドストエフスキー兄妹は体力育成で見事に死んでいた。

大食堂は人で賑わっており、ビュッフェ式なので自由に取っていい事になっている。

ユウ
すっご・・・・・・学校なのに
めっちゃ豪華だ


あなた
食事も豪華ですし、環境は
随分とよろしいようですね


グリム
ふわふわオムレツ!鶏肉のグリルに、
ベーコンエッグタルト!!!


エース
だーっ、声がでかい!
休み時間だけ元気になりすぎだろコイツは・・・・・・


グリム
ユウ!オレ様、鶏肉のグリルが良い!
最後の一個なんだゾ!


ユウ
え!?こんな人いるのに、
流石に無理だよ!!


フョードル・D
ご安心ください、ユウくん
グリムくんの注文の品は既に確保していますよ


見ると、フョードルが悠然とそこに立っており、手に持ったトレーにはグリムが先程言っていた品や、他にも食事があり、なんていう早業だ、意外な特技があるものだとユウは思った。

フョードル・D
あ、あなたが望んだものも勿論確保しておりますよ!


あなた
ああ、ありがとうございます
あなた
・・・・・・私が望んだものを確保しているのは嬉しいですが、
ちょっと気持ち悪いので、次からは自分で取ります


フョードル・D
なんでですか!ぼくはあなたのためなら
なんだってしますよ!!


あなた
兄上のそれは限度が過ぎているので結構ですね


ユウ
こんなところで言い合いをやめてよぉ・・・・・・


ドストエフスキー兄妹のその会話は、何も知らない人間から聞けばただの痴話喧嘩だ。それを人がたくさんいる大食堂でやると流石に目立ってしまうので、心の底からやめてほしいと、切実に願うユウであった。

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