第4話

No.3 : これがこの人のスタイル
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2019/08/28 11:25
said.結羽

 日が落ちてきた。
前を見ると少し離れたところで魔理沙がキノコ狩りをしている。
籠を見て呆れた。

溢れ帰ってるじゃん……。

あ、どうも、結羽です
魔理沙の居候でキノコ狩りに連れてこられました
結羽
結羽
マジでこんなに何に使うんだよ……
キノコ狩りに飽きてあたしは木の実を取り始める

ブルーベリーとか木苺とか……美味しそう。後でジャムとかパイにして食べよう
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
結羽ー、ちょっとこっち来てくれー!
いつの間にか遠くに離れた場所にいる魔理沙があたしを呼び寄せる
結羽
結羽
なに?
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
いやー、なんか人が倒れてるからどうしようかな、と思ってな
見ると本当に人が倒れていた。

……外来人だな、この格好
結羽
結羽
取り敢えず、目回してるみたいだし連れて帰って看病してやれば?
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
お!そうだな!
結羽、宜しくだぜ!
結羽
結羽
あたしかよ……
全く人任せな人だこと。

呆れながらも倒れている人を担ぎ上げ、あたし達は家路を急いだ。
───少女帰宅中🌸
結羽
結羽
よいしょ……ふぅ
思っていたより重くなかった。
小さかった。

にしてもいつまで寝てるんだこの人
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
結羽~、こいついつまで寝てんだ?
結羽
結羽
あたしも今思った
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
起こすか
結羽
結羽
あたしが起こす
お前が起こすとマスパ撃つだろ、この人死ぬからやめろ魔理沙、あたしが起こす
って意味をこめたのも露知らず
「じゃあキノコなおしてくるわ!」
と上機嫌で研究部屋に

………はっ(鼻で笑う音)
結羽
結羽
おーい、起きろ~
肩を揺さぶったり頬をペチペチしたり。
相手は「う~ん」と唸って起きた。
?
わ、うわっ!!な、なんやお前!ここ何処や??
結羽
結羽
落ち着け
ここはあたしの家……ってのもあれだけどあたしの家。貴方は倒れてた、森に。危ないから連れて帰った。Are you OK?
?
は?良くない良くない!俺森に行った覚えないで……?
結羽
結羽
うん。じゃあ説明するから聞いて
?
お、おう……
───少女説明中🌸
結羽
結羽
……ってこと
?
は?じゃあ俺忘れられたんか?
結羽
結羽
貴方は迷い混んだだけでしょ
?
直前まで一緒におった奴らは?
結羽
結羽
さぁ?あたしはわからない。ただ貧乏mん゙んっ、博麗神社って言うところの巫女なら知ってるかもね
?
じゃ、じゃあ今から行けば良いんか?
結羽
結羽
いやだからこの時間帯は危ないって……
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
おー、起きたのか?
結羽
結羽
キノコ整理終わった?
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
後で☆
結羽
結羽
はぁ……
?
あ、あの……?
霧雨魔理沙
霧雨魔理沙
あぁ、自己紹介がまだだったな。私は霧雨魔理沙!普通の魔法使いだぜ!
結羽
結羽
あたしは結羽です
ロボロ
ロボロ
俺、ロボロや。宜しく……?
突っ込みたいことが色々ありそうな顔をしている。

……うん、わかるけど。
結羽
結羽
明日説明するから。
とりあえず今日、ロボロはここに泊まる。理解?
ロボロ
ロボロ
あ、うん……?
取り敢えず理解させた。無理矢理(酷い)
明日霊夢の所にでも行って事情を説明して、紫に聞いてもらうか。

ロボロと魔理沙がなんか話してたのを横目で見ながらそう考えた
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作者
作者
どうも、液体窒素です!
続編遅くなりすみません!!
作者
作者
わーいロボロさんの回一旦終了ー(ただし適当←)
次は何処にしようかな!
作者
作者
それとお知らせなんですが、暫く投稿ペース落ちます!
週一は必ず投稿しますのでお許しを!!
作者
作者
それではそれではまた次回お会いしましょうっ!!!

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