第18話

あと一年
10
2024/03/15 08:00 更新
善
.....やっばいな
外に出て、私が最初に放った言葉は、ソレだった
善
まぁ、ある程度の生活に必要な物は持ってるから、頑張って探すか
.....数ヶ月後
善
.....全く見つからない!!
あれから数ヶ月たったけど、願いの石の所有者は、一人も見つからなかった
善
やっぱそう簡単に見つかるもんじゃないか
そう言って、私はひたすらに探す。世界の何処にいるかもわからない存在を、ただひたすらに.....
キャス
キャス
はぁはぁはぁはぁはぁ
と、キャスはとんでもなく息を切らしていた
ゼラ
ゼラ
お前.....体力無さすぎじゃ
キャス
キャス
いや.....ゼラさんがおかしいんですよ。なんで丸2日休憩なしで動けるんですか? あとゼラさんサバイバル能力高すぎじゃありませんか
ゼラ
ゼラ
そうか? 生きる為には、このぐらいは必要だと思うけどな
キャス
キャス
いや.....生きる為だけにあんな家建てられますか? しかも一日で
そう言って、キャスは僕が一日で建てた家を指差す
ゼラ
ゼラ
いや、あのぐらいの家なら道具さえあれば、一日で作れるだろ、割と二人だとあの少し狭いんだから。そんな事より立ってくれ、もっと修行に付き合ってもらうぞ
ちなみに、ここは森だ.....森なら果物や動物があったりするから、けっこう自給自足な生活ができている
ゼラ
ゼラ
.....仕方ない、そろそろ飯でも食うか
死にかけてるキャスを見て、僕はそう言った
キャス
キャス
や、やっとですか.....僕、そろそろ死にそうです
ゼラ
ゼラ
.....ほら、水だ、飲め
そう言って、僕はキャスに水を飲ませる
キャス
キャス
お、お腹空きました
そんな事を言う、キャスを抱えながら、僕は焚き火の方に向かう
ゼラ
ゼラ
.....ほら、飯
そう言いつつ、僕はキャスに串焼きを渡す
キャス
キャス
あ、ありがとうございます。.....美味しいです、2日ぶりのご飯は最高です
キャスの幸せそうな顔をみながら、僕も串焼きを食べる
ゼラ
ゼラ
うん、普通に美味しいな。お前も食うか?
と、僕はフードの中に入ってるソイツに、そう言う
ドラゴン
ドラゴン
.....タベル〜
と、ソイツは焦げた串焼きを食べる
キャス
キャス
.....やっぱり炎属性のドラゴンだから、焦げた物が好きなのかな?
ゼラ
ゼラ
僕はそう言う話はわからんけど、お前は何かわかるのか?
キャス
キャス
僕の記憶だと、ドラゴンは、炎、氷、水、自然、毒、雷、風、岩などの属性があるそうです
なるほど? ならもっといる可能性がありそうだな。コイツ以外のドラゴンとも、一回会ってみたいんだよな〜
キャス
キャス
それで、属性によって食べ物の好みも変わるらしです。炎ならそう言う焦げた物が好きらしですね
ゼラ
ゼラ
そっ、ご飯食べ終わったて、少し休憩したらまた修行するぞ
キャス
キャス
は.....はい。ゼラさんが強さを求める理由ってなんですか?
ゼラ
ゼラ
.....さぁな、知らん。理由なんてないかもしれんな
別に守りたい存在がある訳じゃないし.....なんで僕は強くなろうとしてるんだろうな? でも、強くならないといけない.....理由は
ゼラ
ゼラ
.....いっ!!
ズキズキと頭が痛む
キャス
キャス
だ、大丈夫ですか!?
ゼラ
ゼラ
あ、あぁ.....とんでもなく頭が痛い
瞬間。あの時の様に、再び脳に何かが浮かぶ
?? ???
だ--ょう--、ゼ-.....あ---は、わ--が--に-る
.....と、そう言う声が僅かに聞こえるのだった

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