第3話

fatefullove
8
2024/04/15 13:12
咲菜
咲菜
なん…でしょうか…
蓮
まだ、3時だよね?
蓮
お家に帰るのには早くない?
咲菜
咲菜
まぁ、まだ門限まで時間はありますけど…
蓮
じゃあ、行こう!
咲菜
咲菜
えっ?!
咲菜
咲菜
どこにですか?!
蓮
いいから、!
蓮さんは、そう言い私の腕を引っ張った
咲菜
咲菜
どこに行くんですか〜〜
数分後
蓮
着いた…
咲菜
咲菜
ここは、お菓子屋さん!
蓮
今日、バレンタインでしょ?
蓮
朝、ニュースでインタビュー受けてる人見て
咲菜
咲菜
あっ!私も見ました!それ!
蓮
ほんと!
咲菜
咲菜
はい!
蓮
それで、バレンタインあげようと思って買いに来たの
咲菜
咲菜
(こんなイケメンだしそやぁ、彼女も2人や3人はいるよね…)
咲菜
咲菜
でも、なんで私と?
蓮
咲菜ちゃんと一緒にお買い物したくなったから
咲菜
咲菜
えっ!
咲菜
咲菜
じゃあ、そのチョコは…
蓮
咲菜ちゃん用だよ
咲菜
咲菜
私用に!?
咲菜
咲菜
なんでまた、私に…
蓮
それは…
蓮
(一目惚れしたからだよ)
咲菜
咲菜
えっ?、もう一回!
蓮
そんな、なんでもいいでしょ!!
蓮さんは頬を赤く染める
咲菜
咲菜
(理由、私に興味、抱いたとか、そんなだったら嬉しいなぁ…
咲菜
咲菜
なんて!あるわけ無いでしょ!!)
蓮
早く、買おう!
咲菜
咲菜
はい!
店員
店員
こちらはラッピングいたしますか?
蓮
お願いします
店員
店員
リボンは何色になさりますか?
蓮
咲菜ちゃんは何色がいい?
咲菜
咲菜
私は…赤がいいです…
店員
店員
まぁ!もうしかして、このチョコは、その彼女さんに?
咲菜
咲菜
彼女では…
蓮
はい!そうです
蓮
彼女に渡すんです
咲菜
咲菜
えっ?!
咲菜
咲菜
じゃあ…そうです
店員
店員
あらまぁ!素敵ですね✨
店員
店員
お二人の恋応援していますね
店員さんは小声でいった
咲菜
咲菜
あっ、ありがとうございます…
蓮
ありがとうございます!
店員
店員
それでは、お品物です
店員
店員
ありがとうございました〜
そして私達はお店を後にした
咲菜
咲菜
そのチョコは、本当は、誰に渡すんですか?
蓮
だから…、咲菜ちゃんだよ!
咲菜
咲菜
本当ですか!!
蓮
はい、あげる
咲菜
咲菜
ありがとう、ございます
咲菜
咲菜
(気になる人から…やっぱり運命を感じてしまう…)
咲菜
咲菜
あのっ!
咲菜
咲菜
変な事言うかもしれないんですけど
咲菜
咲菜
運命、信じていいと思いますか?
蓮
運命、信じていいんじゃない?
蓮
好きになる事はいいことだし、信じるのも悪く無いと思うよ
蓮
こうやって、咲菜ちゃんとも巡り会えたし
蓮
しかも2回も!!
蓮
これこそ、運命だと俺は思うよ
咲菜
咲菜
(はっ…………)
やっぱり、これは運命なのでしょうか?

今、私の胸は物凄く高鳴っています。

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