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第1話

幸せです。
20
2024/06/19 09:00
わたあめ
……ん、?
俺が獅夢の事を知ったのは1年とあと何ヶ月前
~6月19日
獅夢が投稿していた歌ってみたを聴いた
何回も何回もリピートしたなぁ

でも獅夢はアカウント消して、俺の前から姿を消して、獅夢が当時入っていたグループからも脱退しちゃったんだよね。
それでも俺は獅夢にもう一回会いたかった。
今思えば、向こうからは認知もされてないのに「なんであんなに会いたかったんだろう」って思うけど、それは多分

俺、獅夢の声と
「生きる希望のバトンを君に」っていう
キャッチコピーに恋しちゃったんだよね。
わたあめ
!!みつけた!!!!
わたあめ
…獅夢が…リーダー!?✨
一気に気分最高潮

急いでアカウントを作って応援しはじめた。

その何週間後
当時あった獅夢の個人垢が動き、るんるんで開いてみると、
わたあめ
「歌い手オーディション」…?
その内容というのは、
獅夢が所属しているグループが事務所を開き、その中の第一回歌い手オーディションらしい。
わたあめ
……
ーーーー獅夢に近付ける?


いや、そんな理由で応募したらだめだ。
周りは本気なのに。
わたあめ
……くそっ……
…そんな俺の天使の囁きは効かず俺の悪魔の方の囁きが勝ち、「応募します」そう書いてしまった。

まぁ、ファンだった身
合格するわけ無いだろう

そう心に言い聞かせていた何日後
「第一次オーディション突破
面接部屋へ移動お願いします。」
この返信が来た。
わたあめ
ナンダッテェェェェエェ!!!?
それから、次々に第二次突破

正式に事務所に認定された。
獅夢
「わたあめくん!はじめまして!
これからよろしくね!」
わたあめ
…可愛!!!!!!!
山葵。
「これからよろしくお願いします!」
くめちゃ
「よろしくねー!」
山葵。
「オリ曲とかいつか投稿してみたいですよね!✨✨」
くめちゃ
「だよね!」
わたあめ
(やばい、この人達ガチだ)
そりゃ、俺もやるからには全力でやろうと思っていた。
でも俺にやれるか?

「人を救いたい」なんてそんな綺麗な理由でオーディションに応募したわけじゃないし、大学受験が控えているというのにも関わらず不登校の毎日。
わたあめ
……
獅夢
「なにがそんな不満なの?」
わたあめ
わたあめ
「だって俺、本気でやれるか分かんないし…」
獅夢
「本気でやれるか分かんないのになんでそんな事で悩んでるの?」
わたあめ
「だって周りは本気なのに…」
獅夢
「手、抜けばいいじゃん」
わたあめ
「そしたら、迷惑が…」
獅夢
「歌い手、やってみたいんでしょ?」
獅夢
「俺と」
わたあめ
「そんな理由でいいの?」
獅夢
「俺も家族みたいなメンバーが欲しくてまた歌い手やってるし」
獅夢
「人を救いたいとか、二の次
その想いも本気かわからない」
獅夢
「でもまぁ、救えたらいいなぁくらい」
獅夢
「だからお前も「本気でやれたらいいなぁ」くらいでやっとったら?」
わたあめ
「それでいいのかな?」
獅夢
「それでいいよ」
わたあめ
「…うんっ、ありがとう!」
獅夢
「おうよ」
もう、人救えてるよ。

俺、獅夢に何回も救われたよ。
それから、半年が経った。

AnimalVoiceStory
それが俺が所属している事務所

そんで、びびすと
俺が所属しているグループ

そんで、俺の天敵えの。
同じ獅夢ファンとして威嚇せねば

最後に、獅夢
俺の大大大大大好きな人!!!
獅夢
おいわたあめ!!
わたあめ
は、はい!
獅夢
大好きって朝から連投してくんじゃねぇ!!
わたあめ
だって大好きだもぉん!!
獅夢の本当の性格がしれた。
わたあめ
(最初の頃は獅夢、結構猫被ってたなぁ…)
でも、そんな獅夢も大好きだ。
どんな姿の獅夢でも大好き。

だって俺、救われたもんね。
大好きだよ。
獅夢へ
 獅夢との出会いなどの小説書いてみたんだけどどうかな?笑
 俺、本当に何回も何回も獅夢に救われました。
 獅夢とかおんちゃんしか知らないんだけど、一回俺がびびすと脱退しようとしたときに、暖かい言葉をかけてくれたよね。
 俺が泣いちゃって、その時も黙って泣き止むのを待っててくれたよね。
 
 俺、本当に獅夢の事が大好きです。
 前はファンで、今は事務所メンバーで、それで近い未来、家族のように仲良いメンバーになろうね。俺は全然恋人でもいいよ??
 
 俺ね、獅夢に案外「ありがとう」って伝えられてないよね。
 獅夢、俺等の隣にいてくれてありがとう。挫けそうになった時背中を押してくれてありがとう。夜まで活動のこと考えてくれてありがとう。生きてくれてありがとう。今日を生きてくれてありがとう。
 いつも、ありがとう。
 
 本当に、活動1周年おめでとう。

 これからもよろしくお願いします。

 大好きです。


            わたあめより
 

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