翌朝
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オンボロ寮 自分の部屋
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遠くから聞こえてくる聞き慣れた声。
その声に起こされ、自分はゆっくりと目を開けた。
目を擦りながら起き上がる。
すると、目の前にはいつものようにグリムがいた。
そうだった。
今日は平日だ。
起きなければならない。
けれど――
昨夜の出来事が頭から離れなかった。
初音ミク。
セカイの狭間。
一緒に歌ったこと。
あれは本当に夢だったのだろうか。
それとも……。
気付けば考え込んでいたらしい。
そう答えたものの、胸の奥には妙な引っ掛かりが残ったままだった。
授業中
窓の外を眺めながら考える。
夢にしては妙に鮮明だった。
ミクの声も。
景色も。
歌った時の感覚も。
全部覚えている。
突然名前を呼ばれ、思わず肩が跳ねた。
教室中の視線が集まる。
先生は呆れたようにため息をついた。
教室のあちこちから笑い声が聞こえた。
放課後
メインストリート
放課後、いつものように集まっていた一年生達に囲まれる。
なんだか大事になってきた。
そう前置きしてから、自分は昨夜見た夢の話を始めた。
To Be Continued






![# 攻略対象より悪役に惚れました . [ 冬司ver ]](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/463Ienje96SMnaxqeg7tvIaFh9p1/cover/01K566339R5TNCGP01WCWNSK9G_resized_240x340.jpg)





編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。