第2話

他人は二の次
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2025/02/20 12:00 更新




その日、俺はその少女と出会った









だけど、様子がおかしかった









別に素通りしてもいいが怪訝に思った俺は声を掛けることにした









又理三
又理三
お前、こんなところに一人で何をしにきたんだ?









(なまえ)
あなた
ちょっと死のうと思って









又理三
又理三
・・・・・そうか








又理三
又理三
どうやら何かあったようだが少し助言をしておいてやろう












又理三
又理三
諦めるにはまだ早ぇんじゃないのか?










又理三
又理三
何に絶望しているかは知らんが人間抗ってみたら以外となんとかなるもんだぞ?










(なまえ)
あなた
何で絶望していることを?










又理三
又理三
俺もお前と同じように絶望していた時期があるのさ










(なまえ)
あなた
少し聞かせてくれませんか、貴方の話を









又理三
又理三
ああ、聞かせてやる








又理三
又理三
だけど後悔するなよ?












そうして俺は全てを話した
過去、俺は世界が輪廻を繰り返していることに絶望していたこと
死を救済だと考え、新たなる世界で大虐殺をしたこと
もう一人の俺と出会い、自分が存在してはいけない存在だと分かったこと
唯一俺を殺せる又理三を絶望させて力を付けさせ、最終的に死んだこと
そして俺には、かけがえのない二人の友人がいたこと









又理三
又理三
笑える話だろ?まさか死は救済だと思っていた頃の自分の言葉がそっくりそのまま邪神の俺に刺さっているなんてな








まぁ死ぬことは叶わなかったわけだが













(なまえ)
あなた
その...そんなことを言わせてすいません!












又理三
又理三
別にいいさ
それよりお前から聞かせてもらうぞ









又理三
又理三
何があったかを、な










彼女は語り出した










その内容はとても胸糞悪いもので








呪術高専という学校に登校したある日、愛沢桃華という転校生がきたこと









一年生の殆どがそいつに釘付けになり、自分に構ってくれる人間が一人しかいなくなったこと










それから数日後、桃華に呼び出され裏庭へ行ったとき










カッターキャー?という行為をしてきたらしい










曰く、呪術高専のがくせいの大半が桃華側に付き、陰湿な嫌がらせをしているだとか
















又理三
又理三
よければ俺が救ってやろうか?











何でこんなことをしてんだ俺は、全く











憑き物が取れたようだな










(なまえ)
あなた
・・・・・え









又理三
又理三
お前の味方になってやると言っているんだ









(なまえ)
あなた
あ!、本当にありがとうございます!










又理三
又理三
ま、俺の事はかれしだと思ってくれればいい








(なまえ)
あなた
彼氏......ですか?









我ながら詰めたことをするもんだ





又理三
又理三
そうだ








(なまえ)
あなた
分かりました.....これからよろしくお願いします








(なまえ)
あなた
えっと・・・・・








又理三
又理三
又理三だ







(なまえ)
あなた
はい!よろしくお願いしますまったりさん!








(なまえ)
あなた
私はあなたの名字 あなたの下の名前です!











又理三
又理三
ああよろしく
それとアドバイスをくれてやる










又理三
又理三
今はまず自分のことを第一に考えろ
他人の事なんて二の次にしろ







俺が言えたことじゃないけどな











又理三
又理三
それが俺からの救済の一手だ









(なまえ)
あなた
分かりました!

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