side:Satomi
翌日、俺たちは近くのホテルから学校へと向かっていた。
何故か、俺のポケットにホテルの名前が書いてあった。
実際に、そこに行ってみると俺の名前で予約がされていた。
こんなかの誰かが、勝手に俺の名前を使ってるってことだけど一体なんのためにこんなことしているんだろうか。
わざわざ、こんな偽善的な行動する意味がわからない。
来てなかったら、困るんだけどな…
そもそも、俺は待ち合わせに時間通りに行くつもりはなくゆっくり準備しようとしたがななもり。に怒られてしまった。
それなのに、向こうが来てないのはムカつくだろ。
道を曲がりすぐのところに、学校が見える。
休日なので、部活の奴らの声が少し聞こえる程度で多分普段より静かなんだろうな。
途中通ってきた公園の方が、休日は騒がしいだろう。
校門を通ると、こちらを見て大きい声を出す奴に皆の視線が行く。
それに、ななもり。だけが丁寧に挨拶で返す。
コイツも、律儀な奴だよな。
わざわざ、小学生みたいなことをしようとするななもり。に俺はそう返した。
その言葉に、反対したのはななもり。ではなく莉犬だった。
そう言って、莉犬はジェルやころんの方を見る。
二人は、自分たちのことを言っているのだと分かっているようで目を合わせないように背けている。
まぁ、俺も普段運動なんてしねぇんだけどな。
ななもり。が、見本になるように俺らの前に立つ。
俺たちは手がぶつからないように広がり、ななもり。の掛け声で準備体操をした。
こんなんで、本当に意味があんのかと疑問に思いながらもサボっているところを見られるとななもり。に怒られるのでしっかりと最後まで体操をした。
なんだか、ななもり。と天希だけやる気な雰囲気だ。
俺らは、それにどう着いていけばいいのか分からず眺めているとななもり。がこちらに視線を向けてくる。
はぁ…
優しい顔して、圧をかけてくるななもり。に心の中でため息をつきながら足を早くする方法?ってのを教え始めた。
To Be Continued___
(ひとくちメモ📝コメントにて🍀⋆゜)












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!