大きな音を立てたのは同じクラスの赤髪の男だった
ゴミ箱の中身が散乱しているのを見る限りこの男が蹴ったのだと思われる
面倒臭いけど監視カメラがある限りこの汚物を片付ける必要がありそうね
私は赤髪の男に見せつけるようにしてゴミを片付けた
と言って赤髪の男は去っていってしまった
馬鹿な上に単純って、笑
それからは1日部屋で今後の計画をノートに軽くまとめた
熱中していたせいで気づけば辺りは暗くなっていた
ピッ
ガコン
買ったばかりのカフェオレを誤って手から滑らせて落してしまった
路地裏のような場所に転がってしまい急いで拾おうとしたら何やらどこかで聞いたことがあるような女の子の声が聞こえた
あぁ、コンビニであった子か
兄さんって…あれ生徒会長の堀北学先輩じゃない
なるほどね笑
興味本位で少し盗み見をしていると生徒会長が突然実の妹に向かって本気で殴ろうとしていた
ガシッ
この子もこんなか弱い声出るんだと呑気なことを考えてたら不意に生徒会長は私を殴ろうとしてきた
が、さらりと避けて殴ってきた腕を掴んで固定する
すかさず蹴りを入れようとしてきたので固定していた腕を離さないようにして綺麗に交わした
さてと、
この子どう駒にするかなー











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!