白い煙が止み、ガッチマンの姿が見えてくる。
その背後には、マクミランTAC-50(銃)が6つ浮いていた。爆発の原因はこれである。
火、水、土、風の奇異者4人は避けるのが間に合わず、体のあちこちに穴が空いていた。
もう、動かなかった。
そしたら突如として、敵のボスを守っていたバリアが崩れ、消え去った。
敵のボスは顔こそ分からないが、明らかに怒っている様子で、こちらに怒涛の如く牙を向けた。
ガッチマンは答えなかった。
敵のボスは近距離なら攻撃できまいと、ナイフを持って一気に迫ってきた。
この角度だと、浮いている銃で撃つとガッチマン自身も撃つことになると考えたのだろう。
だが、ガッチマンは銃を撃った。
敵のボスは自身の体からでる血を見て、ゆっくりと顔を上げた。
ガッチマンの体は、何事も無かったかのように無傷だった。
そして、敵のボスはどさり、と倒れ込んだ。
Kiyo side.
その後、俺たちはあいつら5人の死体を回収しに来た仲間が来てから、本部へ戻った。
ガッチさんは、どうやって倒したかは教えてくれなかった。
、、、ただ。あのことはバレていないようでよかった。
あいつが本当のボスではなく、ドッペルゲンガーに近い存在の、、
———幻影であったことは、、、
こーすけと、フジ、ヒラと一緒に、俺は本物の敵のボスを倒しに行ったんだ。
レトさん達と一緒にいた俺は、ハオの異能力を「一日分」もらって作り出した複写体だ。
ガッチさん達全員に死体を運んできた時は、その後どうやってあの薬を飲まそうか悩んだ。
本物の敵のボスの死体をガッチさんが倒した所に置いて、それらを見た3人にそのことだけを忘れる薬を、「回復薬」として渡した時は、飲もうか悩んでいたのでヒヤヒヤしていた。
ただ、ハオちゃんが「歪空」で3人がいる場所まで連れてってくれたのが功を奏した。
回収隊が来る前に終えられることが出来たのだから。
これで、いいんだよ。
そう、2人目は言った。
〜終〜
第2部、終了












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。