3月9日 午前5時 、 博麗神社 にて __
背伸び をして 、 霊夢は 布団から 出て 、 立ち上がる .
楽園の 素敵な 巫女 __ 博麗 霊夢 の 朝は 早い . 何故なら 、 「 境内の 掃除 」や 「 神社に 関する 雑務 」 等 やらなければ 行けないことが 沢山 あるからだ .
そう 言いかけた 所で 、 「 ぎゅぅぅぅ 」 と お腹の音が 鳴った .
そう 言った後 、 霊夢は 白米 と 味噌汁を 用意 する .
巫女 たるもの 、 朝食は 勿論 和食で ある .
霊夢は 、 白米や お味噌汁を 口へと 運ぶ . 無言で 食べて いるが 、 しっかりと 「 美味しい 」 とは 感じている ようで 、 表情に それが 出ている .
15分 くらいで 食事を終え 、 食器を 洗った後 、 境内の 掃除を しようと 外に 出た . 箒を 取り出し 、
そう 呟き 、 早速 掃除を 始めた .
霊夢は 何時もの 手順で 掃除を 進めて 行った .
昨日 、 あまり 風が 吹いて いなかった から なのか 、 そこまで 落ち葉等が 落ちて いなかった .
霊夢は 、 「 今日は すぐ 掃除が 終わるかも 」 そう 考え 何だか 少し 嬉しくなる .
... そんな 霊夢の 心情を 表すかの ように 境内に ある 桜の 木から 蕾が 顔を 出していた . 霊夢は それに 気付き
そう 呟いた . 「 桜が 満開に なったら また 宴会でも 開こうかしら . きっと 萃香も 喜ぶ だろうし ... 」 そんな事を 考えながら 掃除を 続けた .
宴会の事を 考えていたから なのか 、 霊夢は 無意識のうちに ふんふんふ〜ん ♪ と 鼻歌を 歌っていた .
約 15分後 __
一度 背伸びをしてから 箒を 片付け 、 落ち葉の ゴミを 捨てよう __ そう 思った その時だった .
霊夢は とある 異変に 気付いたのだ .
「 博麗 大結界が ...開いている !? 」
__ 博麗 大結界に 人が 1人 入るくらいの 小さな 穴が 空いていたの だから .
霊夢は 驚き 、 開いた口が 塞がらなく なって しまった . .... 当たり前だ . 今まで 、 宇佐見菫子 が オカルトボールで 博麗大結界を 破壊しようと した事は あったが 、 こんな 風に 開く事は 無かったの だから .
... 「 これは 異変だ 」 霊夢は 直感で そう 感じた .
しかし 彼女の 中で 「異変だと 認めたくない 」 という 感情が あったのか __ 彼女は " とある 人物 " の 名前を 叫んでいた .
霊夢の 叫びが 聞こえたのか 境界の妖怪 __ 八雲 紫 が スキマ の 中から 出てきた . 「 ... こんな 朝 早くから 」 と でも 言いたげな 表情で .
小さな 穴を 指指し 、 霊夢は そう言う . 紫は それを 見て 「 あら.... 」 という 反応を する .
霊夢は 何だか その反応が 怪しく 見えた ため 、 「 どうして こんな事 したのよ !! 」 と 紫を 問い詰める .
が、 しかし __
紫は 霊夢の 主張を 否定した . 冷静に .
霊夢は 「 嘘でしょう ? 」 と 言いたげな 顔を している . そんな 霊夢に 紫は 「 私が 開いた訳 ではない 」 と 納得 して貰える ように 根拠を 述べ始めた .
霊夢は 黙り込む . 「 確かに そうだ 」 と 感じ 何も 言えなく なって しまう .
そんな 霊夢の事は 気にせず 紫は 話を 続ける .
紫の 話を聞き 、霊夢は 少し 悔しそうな 表情で 紫の 主張を 認める .
そして 、紫は 話を 続ける .
幻想郷の 賢者の 一人 、 八雲 紫 は 冬眠する . 理由は 分からないが . そもそも 、 妖怪の 行動 というのは 奇々怪界 なので 気にしない方が 良いだろう . __ この 幻想郷 に 置いては .
霊夢は 、 誤解 していた 事実を 紫に 謝ったが 紫は 「 そんな事 よりも この異変を 何とか する事が 大切 」 と 言う .
霊夢は 「 確かに ... その通りね 」と 感じ 、 " とある 人物 " の 元へと 向かう事を 決めた .
それを 紫に 言うと 、 「 私も 行くわ 」 と 賛同 して くれた .
__ 博麗 大結界に 穴を 開けたのは 、 外部の 人間か ... それとも 内部の 人間か __ ?
どちらにしよ 、 " 幻想郷に 危機が 迫っている " という 事は 変わらない .
... 何とか しなければ 幻想郷が__ 私達の 楽園が 崩壊 して しまうかも しれない .
... そう 、 これは "元凶を 突き止め 、 幻想 の 平穏を 取り戻す 物語 " __
「 東方幻想夢創録 」開幕 !!












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。