) がちゃ、
玄関を 開けると いつもの声が 聞こえる 。
赤い髪に パーカー 。
こちらに 駆け寄ってきたのは 友達…… というか
同居人の りうら 。
俺の 後ろに 隠れている ほとけを 指さして 固まる りうら
ほとけは 玄関を きょろきょろと 見渡している。
よれたシャツ 、 片方しかない サンダル 。
頭が追いつかないと いいたげな りうらの 顔を横目に
俺は ほとけに 上着を 渡しながら 言った 。
流石 真面目 …… ( 社畜 完敗 )
警察には 言ったという定 にしておこう 。
その後 、 うだうだ 言いながらも りうら が
ほとけ を 風呂に 入れてくれた 。
ほとけ も 慣れてきたのか 話すようになった 。
ソファーには まだ 信じられない 、 という 顔をしている
りうら と 、 りうらから ぬいぐるみ を 貰い 、
少し ご機嫌な ほとけが 座っている 。
ふと 静かになる 部屋 。
意外と 可愛がってる りうらを 見て 面白い な と 思う 。
俺達の 間に 家族 みたいな 空気 が 生まれた気がして 、
俺は 少し 救われた気がした 。
ん ふ ふ ( ◜𖥦◝ )
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!