I side
夜明け前の空が 空を 滲ませている 。
まだ 薄暗い 部屋の中 1人の 子どもの 笑い声が 響いていた。
… だが 何か おかしい 。
なぜ 俺は 子ども ( ほとけ ) に 馬乗りに されて
いるんだ … ?
まるで 目覚まし 時計のような 元気さで 、
ほとけが騒ぎ立てる 。
子ども って 凄い 。
しかもさらっとおじさんって言いやがった こいつ 。
その横で りうらが 「もっとやれー!!!」 と
けらけら 笑っている 。 後で 殺す。
俺の 貴重な 睡眠時間 を 削りやがって … 。
まぁ ほとけが 可愛いから いいんやけどさ …… 。
二人で 見つめあって 苦笑する 。
それを 見詰める ほとけが 可愛くて 堪らない 。
あれ 、 俺 ショタコン ?
目を 丸くする ほとけを りうらが 優しく 撫でた 。
そういって 急に 抱き着いてくる ほとけ 。
短い 腕を 頑張って伸ばしている 姿を 見て 、
不覚にも ふっと 笑ってしまった 。
どや っと 自慢げな 顔をする ほとけ 。
なんでこんなに 早く 懐いたのかは 謎だが 、
まぁ 楽しければ いいか 。 そう思った 。
…… それより ほとけの おじさん 呼びを どうにか
しなくては 。
お久しぶりです 。 らぴです 。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。