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第1話

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2025/11/09 06:11 更新



ずっと真面目で純粋で真っ直ぐで
風と一緒に綺麗な髪が流れて
誰もが見惚れるほど素敵な人
その人に好きな人がいることもわかってた
いつも自分のことのように話していた
でも一番仲がいいのは俺
俺はこの恋を諦める気はない
赤葦京治
そちらの調子はどうですか?
あなた
ん?
またペナルティ受けちゃいましたよ…
夏休み、森然高校で春高前の最後の長期合宿
そろそろ合宿折り返しの地点
あなたとメールを苦労者同士(という俺の建前)で交換した
あなた
あっ!
木兎さんが月島にドシャットをくらっている
あれは後で調子悪くなるな…
あ、こっち見ましたね
足がつってしまった俺は今あなたに手当てしてもらいながら試合を分析していた
あなた
雀田さんにやってもらったら?
赤葦京治
…あなた、テーピング上手だから
あなた
そう?
満更でもない顔していて、
…俺のことで頭がいっぱいになればいいのに
そんな、きっと叶わないようなことを考えている自分がいる
俺の横であなたは烏野の試合をみる
あなた
及川さん…烏野との試合楽しんでくれるかな…
そう呟いて試合に見とれていながら
その目はきっと及川さんのことしか考えていない
赤葦京治
この試合が終わったら俺戻れると思う
あなた
そっか
そっけない返事を返すあなたの目はやはり俺を見てない
もっと俺を意識してほしい___
あなた
何?赤葦、
無意識にあなたを目で追っていた
赤葦京治
いや…何でもない
あなたの前では誤魔化すのが苦手だ、
あなたの目の奥に吸い込まれそうになってしまう
その瞳は全部見透かすような、とても重く不安定だ
あなた
うーん、西谷ってオーバーできるようになったら強いな…
赤葦京治
確かにそうだね
元バレー部だっただけある
孤爪に劣らないくらいの観察眼
あなた
影山〜!無理すんな!
赤葦京治
影山がどうかしたの?
あなた
いや…さっきのセットアップで多分ひねった
赤葦京治
そうは見えないけど…
あなた
いや、ほら体がの重心が左に傾いてるし…
俺でも気づかなかった
…影山はやっぱり上手いな


___そうして試合が終わった
梟谷学園が勝ち、そのまま昼食の時間になった
木兎光太郎
あかーし!あなたちゃん!勝った!
赤葦京治
良かったですね
あなた
なんで烏野のマネの僕に言うの、
木兎先輩のイジワル…
木兎光太郎
えっ!?ごめんそう言うつもりじゃ…
あなた
冗談ですよ!それより、ご飯食べに行きましょ!






 
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