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第4話

NAOYA. 言葉にできない
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2026/02/27 12:01 更新




「ナオはありのままでいいと思うけどな」

自分に自信がなくて、 好きな人にアピールもできないヒロイン。

そんな彼女の前に現れたのは、
ちょっとおせっかいで、やたらとまっすぐなクラスメイト・直哉。

「まずは、自分を好きになんねん!」

直哉はいつも明るくて、自己肯定感が高くて、
私はそんな彼を尊敬していた。

髪型を変えて、背中を押してくれて、
落ち込んだ日は、何も言わずに隣にいてくれる。

彼はただ協力してくれているだけのはずだった。
好きな人に振り向いてもらうための、
練習相手のはずだったのに____

「じゃあナオで告白の練習してみてや!」

「えっ…」

なんで直哉相手にこんな緊張するの?
なんでこんなにドキドキするの?

「直哉はさ、なんでこんなに協力してくれるの?」

「んー、なんかほっとけへんねんな」

それってどういう意味?


自分の中で何かが変わり始めていることに、
気付いてはいけない気がして。

言えない距離にいる君へ。

私が本当に振り向いてほしいのは_____。



自信ゼロのヒロインが見つけた、
“自分を好きになる”物語。

この春、
一番近くにいた君が、いちばん遠かった。





『言葉にできない』





____恋の作戦は、思わぬ方向へ。






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