第8話

8話
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2020/03/27 08:30 更新
慧人side
映画、見て良かったぁぁぁぁ
男だけどすごいきゅんきゅんした…
映画は終わり、主題歌が流れている。


『映画、面白かったね!』


そう言おうとしてあなたの方を見ると、
スクリーンを見ているどころか、ずーっと颯太の方を見てる…
あなた、どーしたんだろ。
慧人
ねぇ、あなた?
僕が呼ぶとあなたはすぐにこっちを見てくれた。
あなた
ん?どうしたの慧人。
慧人
あ、えーっと、映画面白かったね!
するとあなたは、
あなた
そーだね笑
と言ってまた颯太の方に顔を向けてしまった。


なんで颯太の方ばっか見るの、

慧人
颯太、どーしたの?
と言うと、あなたは颯太の方を見ながら
あなた
颯太、寝ながら私の名前呼んでたから、どんな夢見てるのかなぁって思って笑
と言った。

あなたはマスクしているけど、それでもわかるぐらい嬉しそう。


なんか、、嫌だな。


颯太が羨ましい、だけど少しムカつくような。

颯太の事だけじゃなくて、


もっと僕の事を見て欲しい。


今までずーっと3人でいたけど、一瞬ならふたりになってみてもいいよね…?
僕は何も言わず、あなたの顔を少し僕の方に向けた。
あなた
け、慧人…?
戸惑うあなたを無視してそのまま顔を近づけ、
あなたの口であろう場所に唇をつけた。
あなた
えっ…///
あなたはすぐに耳まで真っ赤になった。
あなた
な、なにしてんの…?
慧人
あなたちょうどマスクしてたから笑
映画でマスク越しにキスしてたからやってみた笑
あなた
え、あっ、そういう事ね!!
あなたは納得したように頷いた。
あなた
だって慧人が私にそんなことするハズないもんね笑
慧人
えっ、、
僕ってあなたに男として意識されてない…?
慧人
ねぇ、あなた?
あなた
なに?
慧人
僕のこと好き…?
あなた
え、うん、好きだよ?
そう言って不思議そうに僕の顔を見つめるあなた。
慧人
僕もあなたの事、好きだよ!
多分あなたが言う “好き” は僕が思う “好き” とは意味が違う。
あなた
ねぇ、慧人?
慧人
なに?
あなた
私、慧人のこと大好き!
慧人
えっ…///
あなた
これからもずっと友達だよ!
慧人
うん、、
そう笑顔で言うあなたは可愛い。
気づけばいつの間にかどんどん好きになっていく。
でも今はちゃんと伝えないでおこう。
“ まだ ” 友達のままでいいや。

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