あれから数週間が経ち
建国パ − ティ − の日を迎えた
私達は今 、会場の裏にある
準備室にいる 。
本当であれば入場時に
宮殿階段を降り会場に着く 。
その為婚約者の手を借りるので 、
準備室で前もって同席するのだが
入場5分前というのに姿がない
そうしてピクトが扉を開いた 。
宮殿階段から見える貴族の顔色は様々だ 。
普段であれば派手なドレスなものの
生地などを最優先に考えた繊細なドレス 、
今までの私であればまず選ばない
皆もそれを分かっていて尚 、
驚いているのだろう 。
会場には遠目ながらもグルッペンが居た 。
その隣には … アリ − シャも居た 。
そうして階段を降りきり 、
会場にいる貴族 、王族方に挨拶をした 。
誰もが興味なさそうに俯きながらも
聞いていた中 、
この一言で空気が変わった 。
この反応になるのも無理はない 。
呼び出しておきながら
自分達は参加しないなど 、
出席側にはなんのメリットもない 。
それ以上に礼儀知らずすぎる 。
頭を下げると誰1人責める事はなかった 。
私を嫌っている貴族も 、
王族であるクラスメイトも 、
誰1人止める事もなければ責める事もない 。
そう言い話を終わらせ 、
ひとまず会場を後にしようとすると
今まで口を閉ざしていたグルッペンが
この場を借り 、前に出た 。





![[参加型?]空の上で最後の遺言を、](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/fLidrLhRSUUik4ZkTr7M83BhU0V2/cover/01KCTXMWS5RZ2WT40YN9XJ0C3Y_resized_240x340.jpg)





編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。