第14話

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2025/05/11 12:01 更新




あなた
(    遂に今日を迎えてしまったわ   )
  




    あれから数週間が経ち

    建国パ − ティ − の日を迎えた

    


 ハ ー ツ・ピ ク ト
… 結局来ないな



    私達は今 、会場の裏にある

    準備室にいる 。

    本当であれば入場時に

    宮殿階段を降り会場に着く 。

    その為婚約者グルッペンの手を借りるので 、

    準備室で前もって同席するのだが

    入場5分前というのに姿がない


 ミ ラ ス・イ ヴ リ ン
…  お嬢様  、入場時は私が御手をお貸し致します 。

あなた
イヴリン  、そこまで気を使わなくていいのよ  ?  

あなた
私だって1人で階段を降りるぐらいできるし  …  何より貴女は他にも準備が  …  

 ミ ラ ス・イ ヴ リ ン
いえ  、お嬢様の専属の身  、これぐらいは …

あなた
 分かったわ  、それじゃよろしくね  。

 ミ ラ ス・イ ヴ リ ン
 、!  勿論で御座います  、! 

 ハ ー ツ・ピ ク ト
それじゃ  、時間だしドア開けるよ ? 

あなた
えぇ  、お願い  。




   そうしてピクトが扉を開いた 。

   宮殿階段から見える貴族の顔色は様々だ 。

   


あなた
(   まぁ  …  1番は驚愕かしら  、   )



   普段であれば派手なドレスなものの

   生地などを最優先に考えた繊細なドレス 、

   今までの私であればまず選ばない

   皆もそれを分かっていて尚 、

   驚いているのだろう 。

  
あなた
(   それにしても  …  な − んだ  、   )





   会場には遠目ながらもグルッペンが居た 。

   その隣には … アリ − シャも居た 。






あなた
(  パ − ティ − にアリ − シャは呼んでいないはずなのだけど  …  やっぱり婚約について打ち明ける為に態々連れてきたのかしら  )





   そうして階段を降りきり 、

   会場にいる貴族 、王族方に挨拶をした 。



あなた
本日は我があなたの國の名前國の建国パ − ティ − にお越しいただきありがとうございます  。


あなた
現国王  、またその妃である両親は只今  "  出かけており現在不在  "  ですので娘である私が今日のパ − ティ − を取り計らせていただきます  。





   誰もが興味なさそうに俯きながらも

   聞いていた中 、

   この一言で空気が変わった 。




 貴 族
どういうこと  ! ? 

 貴 族
 パ − ティ − に招いておいて自分達は不在だなんて  ! ! 




   この反応になるのも無理はない 。

   呼び出しておきながら

   自分達は参加しないなど 、

   出席側にはなんのメリットもない 。

   それ以上に礼儀知らずすぎる 。



あなた
(   "  私達  " には随分前から見慣れた光景だけど  、  )

あなた
皆様に迷惑をおかけした事、心からお詫びさせていただきます  。




   頭を下げると誰1人責める事はなかった 。

   私を嫌っている貴族も 、

   王族であるクラスメイトも 、

   誰1人止める事もなければ責める事もない 。


あなた
皆様にお詫びとして  、料理  、舞踏会の式場などを今まで以上に凝っておりますので  …  是非お楽しみください  。




   そう言い話を終わらせ 、

   ひとまず会場を後にしようとすると

   
 グ ル ッ ペ ン・ヒ ュ ー ラー
少しこの場を借りてお話しさせて頂いてもいいか  ?  

あなた
…  グルッペン  、




   今まで口を閉ざしていたグルッペンが

   この場を借り 、前に出た 。




 ア オ ニ ・ラ ッ ダ ァ
 …… 







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